これは、米沢興譲教会の日曜礼拝で使われる週報(礼拝プログラム)に毎週、掲載されているショートメッセージを集めたものです。
筆者は、田中信生 主任牧師、また他の牧師先生方も書かれます。
 あなたの霊的健康のためにお役立て下さい。

バックナンバー


1月




2月




3月




4月




5月




6月



7月




8月




9月




10月




11月




12月




 深みある人生の秘訣(12月8日)


 深みある豊かな人生の究極は、神と共に生きることです。しかし、普通に生きる人は神を必要としません。自分の弱さ、欠けがわからないからです。自分の実体を知るための最短の道は試練との出会いですが、人はそれを避けますから、いっそう祝福から距離を置くことになります。
 人は試練を通して、自分には限りがあること、自分の弱さを知る時、本物の強さを求める、否、求めざるを得なくなります。本物を生きるために、あえて試練のただ中に身を置く人もいました。
 19世紀、イギリスにモネに影響を与えた風景画家ジョセフ・ターナーがいました。あなたも海や嵐など自然にまつわる感動の作品をご覧になったことがあるでしょう。その感動はどこから生まれたかご存じですか。ターナーは、漁師に「次に海がしける時、船を出してほしい」と頼み、自分をマストにかたく縛り付けてもらい、そのマストを超えるしぶきを浴び続けました。そのような実体験から描かれた絵は、心揺すぶられる感動を与え、眠っている人々から命を引き出すのです。
 ターナーのようでなくとも、わずかな試練、困難を回避することなく、しっかり主と共に向き合い、深みある人生への学習をていねいに生きていきましょう。