2017年1月の霊想



   笑われても続ける(1月8日)


 「僕は子供の頃から、人に笑われてきたことを常に達成してきているという自負はある。例えば小学生の頃に毎日野球の練習をして、近所の人から『あいつプロ野球選手にでもなるのか』といつも笑われていた。アメリカに行く時に『首位打者になってみたい』と言った時も笑われた。でも、それも2度達成した」。これはイチロー選手が記者会見で語った言葉です。
 あなたは、ご自分の5年後、10年後、そして30年後どのような姿を思い浮かべることができますか。
 アブラハムとサラには、長年、子が与えられませんでした。ある日、彼らに神の使いが現れ、「来年の春、わたしはかならずあなたの所に帰ってきましょう。その時、あなたの妻サラには男の子が生まれているでしょう」と言いました。しかしそれを聞いていたサラは心の中で笑い、「わたしは衰え、主人もまた老人であるのに、わたしにありえようか」と言いました。それに対し「主にとって不可能なことがありましょうか」と神の使いが答えました。そして、言われた通り、翌年イサク(「笑う」の意)が生まれたのです。
 あなたがどんなにむずかしい状況にあるとしても、神様からの確かな言葉に耳を傾け、今与えられているところで着実に、御言葉に従い続けることが肝要です。



   あとの者が先に(1月15日)


 自分はビリだから、と失望する必要はありません。聖書は、「あとの者が先になる」(マタイ19・30他)との約束をあなたにしているからです。この事例は様々な世界において枚挙にいとまがありません。
 19世紀の初め、英国のスティーブンソンが蒸気機関車を発明し、その技術はイギリス人技師によって日本に伝えられ、新橋―横浜間に初の鉄道が敷かれました。しかし今や、イギリスで日本の日立製作所が最新の鉄道車両を製造しています。
 健康、年令、経済、様々なことで後れを取るばかりか、「自分が一番最後」と思うような時は心細いものです。しかし、「弱い時にこそ強い」(Ⅱコリント12・10)と神に信頼すると、毎日の生活の中にあって、このみ言葉を体験できます。
 教会員の菅野(すがの)さんご夫妻は、子どもさん三人とご一家で受洗の学びを芳子先生となさいました。当時、小学生であった末っ子の敦志君が、ご両親とお姉さんたちを差し置いて、いつも明快に質問に答えておられたことが懐かしく思い起こされます。
 神様の霊が働くところに、人知を越えた不思議な、そして感動に満ちた世界が生まれます。今週、あなたにもその世界が備えられているのです。




 興味を持つ(1月22日)

 東京海洋大学名誉博士・客員准教授のさかなクンが初めて出会った海の生き物はタコでした。小学2年の時、友だちがノートにいたずら書きした絵を見て、「この生き物は一体何?」と聞きました。このタコとの出会いが彼の人生を大きく変えたのです。
 やがて、タコを見に訪れた水族館で、ウマヅラハギのひょうきんな顔に一目ぼれし、魚への好奇心が一気に膨らみました。最初にタコに興味を持ち、そこから魚に進み、そして魚全体に興味が拡大していったのです。
 旧約聖書で最も活躍した一人にモーセがいます。彼が荒野で羊の群れを飼っていた時、ある物に興味を示しました。
彼が見ると、しばは火に燃えているのに、そのしばはなくならなかった。モーセは言った、「行ってこの大きな見ものを見、なぜしばが燃えてしまわないかを知ろう」。 主は彼がきて見定めようとするのを見、神はしばの中から彼を呼んで、「モーセよ、モーセよ」と言われた。彼は「ここにいます」と言った。(出エジプト3・2~4)
 モーセが興味を示した出来事の中に神が現れ、それ以降、彼に語り続け、イスラエルの民をエジプトから解放する指導者に用いられました。
 あなたは何に興味がありますか。その興味の中に、あなたを使命へと導く神様の語りかけがあるのです。




 (1月29日)