2017年6月の霊想



   三つの恵み(6月4日)


 あなたの悩みは何ですか。日常生活で出会う身近な悩みと向き合うと、神様からの解決が見えてきます。
 神様はこう言われます。「わたしは、恵みの時にあなたの願いを聞きいれ、救の日にあなたを助けた」。見よ、今は恵みの時、見よ、今は救の日である。(Ⅱコリント6・2)
 
このみ言葉には、神様からの三つの恵みがあります。
 
一、神様は私たちの願いを聞いて下さっている。
 たとえあなたの願いが、今、叶えられていなくても、神様は最もふさわしい時に応えて下さいます。
 
二、神様は私たちが困っている時に助けて下さっている。
 神様はいつもあなたと共にいて、あなたの最大の助けとなる方です。
 
三、与えられているところで神様の救いを体験する。
 神様に信頼して歩むことにより、愛されているという実感があなたの心を満たすでしょう。
 
 神様は、いつも、この三つの恵みをもってあなたの人生を最善へと導いておられます。その恵みに気づき、ご自身の歩みに適用してゆくと、悩みが祝福となり、心が満たされるのです。



   質問の魅力(6月11日)


 私たちは、時に教えなければならない立場に立つことがあります。そのような時、「どうしたらよいのか」との問いに対し、的確なアドバイスをすることも大切です。
 しかし、さらにすばらしい方法は、イエス様が用いたように、巧みな質問をすることです。イエス様は、相手が何を求めているかを十分わかっていても、相手を主役にするために、「何をしてほしいのか」と尋ねられました。主語を自分から相手に変える方法です。
 こちらがわかっていると、ついアドバイスをし、教えたくなります。しかし、そのことで、考える機会と選択の可能性を相手から奪ってしまいます。
 「そのことに対し、あなたはどう思いますか」「あなたが、もし、他からそのことを問われたら、どんなふうにお答えになりますか」等の質問によって互いに考え、そのプロセスを共有することはすばらしいものです。さらに、知恵のある、相手を大切にする関わりは、相手ばかりでなく、あなた自身の自律性、自発性、創造性を育みます。
 ぜひ意識して、あなたの人間関係の中で良い質問を用いてください。相手と一緒に成長していく自分に、必ず感動なさることでしょう。




 視点を変える(6月18日)

 忙しさの中「雑用が多くて」と言うことがあります。もちろん、しなくてよいこと、しない方がよいことに思いや時を費やすことは知恵のある生き方ではありません。しかし、どんな働きでも、すべて大切なこととして丁寧に扱わず雑に扱うと、それが「雑用」となります。「私の生活の中に雑用はない。すべてが大切」という生き方に目を向けたいものです。
 また「雑草」という言葉もあります。市場で売られている高価な野菜とは違う、野の草かも知れません。しかし、「雑草」と呼ばれる草すべてに名前があり、「雑草」という名の草はありません。庭の隅に生きる、その名が知られていない草を心の目で見ることによって、違った世界が開かれます。
 エマーソンは、「雑草とは、まだその美点が発見されていない植物である」と語りました。仕事でも、物でも、視点を変えることによって、また新しい世界が開かれてくるのです。
 何よりも、視点を変えるとは天の窓を通して見ることです。どのようなことにも、すべてを創造された神様の意図があり、そこに愛が込められています。その神様のまなざしを受けて歩む日々は、かけがえのない天来の宝で満ちあふれていきます。




 笑いの効果(6月25日)

「陽気な心は健康を良くし、陰気な心は骨を枯らす。」(箴言17・22 新改訳)
 同じ出来事を経験しても、そのことを通して楽しく生きるか、それともふさぎ込んで生きるか、選択することができるのはあなたです。
 若くて健康な人の体にも、一日3000~5000個のがん細胞が発生していると言われます。このがん細胞やウィルスなどを退治しているのがNK(ナチュラルキラー)細胞です。実は、私たちが笑うことによって、このNK細胞が活発化し、免疫力が高まるのです。
 誰もができる笑いの中に、健康維持のための効果があることが今、科学者たちの間でも取り上げられています。 旧約聖書に登場するアブラハムとサラは、長年待ち焦がれていたわが子が生まれた時、イサク(彼は笑う)と名づけました。それは、イサク自身がどのような人生を送ることがあったとしても、笑って生きることができるように、信仰をもってつけたのです。
 詩篇47・1には、「もろもろの民よ、手をうち、喜びの声をあげ、神にむかって叫べ」と書かれてあります。今週も、神様を見上げ、心から笑うことができる生き方をしてまいりましょう。