2019年05月の霊想



   永遠のパスポート(5月5日)


 海外に出かける時に必要なのがパスポートです。それは、あなたの国籍や身分に関する事項を証明する公文書であり、海外にあっては命の次に大切なものです。
 2018年11月、英コンサルタント会社が、ビザなしで渡航できる行先数を数値化したランキングを発表しました。日本は190ヵ国中、初の単独首位。ビザなしで渡航できる国の数が最大である日本のパスポートが世界最強になりました。
 地上にあって国籍がとても大切なように、永遠の御国に生きるためにも、救いを保証するパスポートが必要です。その保証とは、私たちが神の国から迷い出て、霊的国籍を失ってしまったことを認め、その回復のために神が遣わされたイエス・キリストを救主として信じることです。それにより、もう一度、神の国の住民としての保証を得ることができるのです。
「しかし、わたしたちの国籍は天にある。そこから、救主、主イエス・キリストのこられるのを、わたしたちは待ち望んでいる。」(ピリピ3・20)
 永遠を生きるための確かな保証を持つことが、何が起こっても平安に生きる最大の秘訣です。あなたはそのパスポートをお持ちですか。



 神の愛(5月12日)


 今日は母の日です。「母の愛は、神の愛に最も近い」と言われるのは、更正は不可能と思えるような子たちにお母さんを通して神の愛が流れ、人生が劇的に変えられたというお話が数多くあるからです。
 『アメイジング・グレイス(Amazing Grace ・驚くばかりの)』は、日本でも、CMをはじめ、様々なところで使われ、世界中の人が愛する讃美歌の一つです。
 18世紀、イギリスの奴隷商人ジョン・ニュートンは、イギリスの品物を西アフリカに運び、引き替えに奴隷を連れて帰るという仕事をしていました。彼は荒くれ者で、奴隷に対しても冷酷で、「神は存在しない」と言ってはばかりませんでした。
 ある日、彼は大きな嵐に遭遇し、死に直面して初めて「神様助けてください」と叫んだのです。彼は、九死に一生を得たばかりか、そのことを通して、彼が7歳の時に亡くなった母が残してくれた聖書を読み始め、神様の愛に触れ、新しい人生を始めました。その喜び、感動が、讃美歌『アメイジング・グレイス』になりました。
 この計り知れない神様の愛を知り、それがあなたの血となり肉となり、その感動がまわりの人々に伝わり、大きな喜びとなる・・・このことのために私たちは生かされているのです。深く心に留めましょう。




 違いが関係を深める(5月19日)


神は…男と女とに創造された。(創世記1・27)
「だから男は…」「だから女は…」と、時に切り捨てるセリフを耳にすることはありませんか。
 神様があえて男と女に造られたのは、それぞれに多くのまったく異なる部分を備え、心を込め、深い意図に基づいて造られたに違いありません。あなたはどんな違いにお気づきになりますか。
 たとえば、刑務所にいる男性は女性の9倍です。また、男性の2倍の女性が会社を病欠する等、数字だけではなく、様々な違いがあると言われています。本のタイトルにもなったように、話を聞かない男と地図が読めない女。人生において、意味と目的は、女性にとってはデザート、男性のメインディッシュになります。また、愛情と幸福は男性のデザートで、女性のメインディッシュ等々…。
 「男と女の違いはこうだ」と決めつけることはできませんが、基本的に異なりがあることをしっかり受け入れることにより、互いに理解が深まり、尊敬の度合いを増していきます。
 男と女。この永遠のテーマに対し、熟考し、「神様が造られたものは、すべてよきもの」(Ⅰテモテ4・4、使徒10・15)というあなたの信仰心がさらに生活に活かされていくことは何とすばらしいことでしょう。




 祝福の極意(5月26日)

 神様が確かに願いを叶えてくださる方か、ふと試したくなることはありませんか。しかし聖書には「主なるあなたの神を試みてはならない。」(マタイ4・7)とあります。人間の思考や行動で神様を確認するのではなく、全能の神様にゆだね、ゆだね続ける時、私が神を知るのではなく、神が私を知っておられる世界を体験できます。
 ただ、一ヵ所だけ、神様を試しても良いとあるのをご存じですか。マラキ3・10に、与ええられているものの十分の一を神様に捧げ、試しなさい、と記されています。ロックフェラーをはじめ大富豪となったクリスチャンの共通点は、十分の一を神に捧げ続けたことです。
 神の存在とその確かさを体験し、その恵みを相手に、自身のサイズに合わせて理解していただく方法の一つは、捧げること、すなわち与えることです。相手の必要を見つけ、満たすとは、仮に、物やお金がなくても、神との交わりからくる豊かなぬくもりに満ちたほほえみなど、あなたのさり気ない仕草や言葉を通して、神様に出会っていただけるのです。
「神を見た者は、まだひとりもいない。もしわたしたち が互に愛し合うなら、神はわたしたちのうちにいまし、
神の愛がわたしたちのうちに全うされるのである。」(Ⅰヨハネ4・12)