2020年5月の霊想



   本物の平安(5月3日)


 新型コロナ感染の終息を願う中、このような時にこそ、本物の平安をあなたの生活の中で証ししておられることは、何とすばらしいことでしょう。
 感染の初期にあった、ダイヤモンド・プリンセス号のニュースを覚えていらっしゃるでしょう。船内に閉じこめられた2600人に向け、熱心なキリスト者であるアルマ船長は、頻繁に、また、ていねいに、情報を提供し続け、励ましの言葉をかけたことは、大きなニュースとなりました。
 その一つは「ダイヤモンドは、高いプレッシャー(圧力)の下で炭素の塊が崇高な輝きを作る。この時にこそ、試練は宝と団結するように」と語りかけたのです。また、バレンタインデーには乗客にチョコレートを配り、「(愛は)すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。」(Ⅰコリント13・7)のみ言葉を添えました。信仰心のある人にも、ない人にも、共々大きな希望を語り続けました。
 船長夫人のマリアンナさんに伺うと、ご主人の人生はまさに聖霊の宮としての実体であり、どのような状況でも変わらない人で、御霊によって生きる人であり、その恵みを他者に確実に伝えることができる人であることが語られています。
 私たちも、聖霊の宮として、本物の平安の中を歩んでまいりましょう。


 元気の秘訣(5月10日)


 「元気で長生きのためにどうしたらよいか」と尋ねられたら、どのようなアドバイスをなさいますか。ご自分の経験や考えで答えることもいいでしょう。しかし、客観的な事実を語ることも有力な励ましです。
 世界には、今まで知られている限り4つの長寿村があります。グルジア共和国、パキスタンのフンザ、エクアドルのビルカバンバ、中国の新疆(しんきよう)ウイグル自治区にある村です。それぞれの村に100歳を超える人が数多くおられます。これらの村では、運動や食べ物等に共通点を見い出すことができます。中でも最も強力な共通点は、どこの人々も前向きに生きておられることです。すなわち「大丈夫」で生きておられるのです。
 興譲教会は「すべてのこと相働きて益となる」(ローマ8・28)を信仰生活の土台としています。それは「どんな時も大丈夫」「すべては最善のために起きる」「試練は宝」などと言い換えることができます。小学生からお年寄りまで、一人ひとりが確かなみ言葉の土台に人生を築いておられます。
 人生の長短は、永遠から見ると誤差の内にも入らないでしょう。一日一日が充実し、どのような状況も喜び、試練を宝に変換して生きると、改革・革命があなたの人生にもたらされます。今週も、この土台にしっかりと根を下ろし、ご一緒に歩んでまいりましょう。




 「一つ」を見いだす(5月17日)


 『選択の科学』の著書で名高いシーナ・S・アイエンガー博士は、小売店で、試食販売に2つのテーブルを用意して実験しました。
 片方のテーブルには6種類のジャム、もう一方には24種類のジャムを置きました。お客が試食したジャムは平均2種類程度。24種類の中からジャムを購入した人は3%で、6種類の方はその10倍の購入がありました。
 このことから、選択肢が多すぎると、違いを見つけ評価することができなくなり、混乱し、決断が鈍くなることがわかります。
 現代の迫害は、情報、物質共にあまりにも多すぎることで、飽食の時代です。そして、一つのことに忍耐できないため、数多く持つことで自分自身をごまかし、大切な一つを見失います。
 イエス様は「無くてならぬものは多くはない。いや、一つだけである。」(ルカ10・42)と言われました。あなたにとって、今、神様から示されている最も大切な一つは何ですか。
 祈りの中で神様に問いながら、その「一つ」を見いだし、忍耐を持って関わり続けることが、あなたの未来を確かなものとします。




 (5月24日)