未来を変えるほほえみ(2月21日)

「鬼、カミソリ」と呼ばれた元特捜検事の堀田力氏は、180度転身して福祉の世界に身を投じ、多くの人に実体をもって「人生とは何か」を示されました。ある時、「高齢者にできる社会貢献とは何か」と問われ「人は死の床にあっても社会貢献ができます。それは、世話をしてくれた人に目でほほえむこと」と語られました。
また、ユニセフ大使として活躍されている黒柳徹子さんには、忘れがたい感動の出来事があります。ある時、彼女は、インドで死にゆく一人の子どもを看取っていました。その子が亡くなる前、ひと言、黒柳さんに語りました。耳を澄ませて聞くと「あなたに幸いを祈ります」と言ったのです。黒柳さんは涙が止まりませんでした。
すべての人は産声を上げて生まれます。そして、天国に行く時、ほほえみや愛をもって天国の門に立つことができることは、何とすばらしいことでしょう。
神の作品としてのあなたに、どのような過去があり、現在どのような状況であっても、未来にすばらしい神様のご計画が用意されています。それを受け取るために、今日一日、この地上の様々な出来事の中にあっても、いつも心の目は天を仰ぎ、あなたを支えるみ言葉を唱えつつ歩むことです。
あなたが残す振る舞い、ほほえみ、言葉が、日本と世界の未来を変えるのです。

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