2019年8月の霊想
考え続ける大切さ(8月4日)
日本のサプリメント市場はアメリカの六分の一です。なぜかご存じですか。それは、日本には国民健康保険制度という、世界でも類のない国から補助があり、予防や健康維持にお金を使うより、医療保険で医療費を支払った方が安いからです
医療の話ではなく、「なぜ、こうなのか」という真の原因を見つけることが、人生には大切だということの実例として記しました。
既製品的な生活ではなく、新鮮で、創造的な生き方のコツは、様々な出来事について「どうして」と考えることです。考えていくと一つの答えが見つかります。「なぜ、その答えなのか」と、さらに「なぜ」を二度、三度、少なくても五回掘り下げていくと、真の答えに突き当たります。指導するお立場の方にとっては、このステップを用いずに安易な方法で指導しても堂々巡りになりやすいのです。
このように考える習慣、考え続ける忍耐力を身につけ、必ず答えがあるという希望、信仰に生きるのです。他者に試す前に、まずあなた自身がこの生き方を身につけると、お隣にいる人は、あなたが強制しなくても、気がついたらあなたのように生きておられます。そんな人生のモデリングへの道に、今週も挑戦しましょう。
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永遠につながる今(8月11日)
今日は召天者記念礼拝です。召天者を覚えるこの日、やがて、自分にもその日が来ることを覚え、確かな良き備えをいたしましょう。
① 天国を思い描く
あなたは、天国についてどのように思い描きますか。「あの人に会いたい」と大切な人に再会できることを夢見ることは、さり気ない日常を豊かにします。何よりも、クリスチャンにとって、イエス様に顔と顔を合わせて迎えていただくことはすばらしいことです。
② 今日一日を大切に
「今」を大切にすることが永遠につながります。あなたが、喜び、平凡、試練のどんな状況にあっても、感謝をして生きることです。どの状況も感謝して生きることは難しく、特に、喜びや平凡の中で感謝をすることほど難しいことはありません。なぜなら、あなたは試練を喜びとすることを絶えず訓練しておられるからです。
③ メメント・モリ
これは「死を忘れるな」という意味です。日々、重要でないことに心奪われがちですが、自分の人生にも終わりがあることを覚えましょう。死について日常で考えることの少ない私たちです。だからこそ、意識的に死を考えて生きることは賢明なことです。人生について瞑想する時を習慣化しましょう。
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あなたの花を咲かせましょう(8月18日)
人見るもよし
人見ざるもよし
我は咲くなり
(武者小路実篤)
米沢興譲教会にも来ていただいた渡辺和子先生の著書『置かれたところで咲きなさい』は、100万部を超えるベストセラーになりました。「置かれたところで咲く」とは、この詩の心境に他なりません。
私たちは、つい、人の評価を気にします。しかし、あなたは、あなた以上でもあなた以下でもありません。何よりも、あなたは、神様の最高のデザインによって組み立てられ(詩篇139・13~16)、命与えられた尊い存在です。このことをいつも深く思いつつ歩むことです。
あなたが、種のままではなく、つぼみのままでもなく、いつもあなたらしさで咲いていると、どんな状況にも喜びをもって生きていくことができます。その喜びにあふれたあなたのほほえみが自らを、そして、まわりをも励まします。そのような生き方こそ、クリスチャンの特権です。 |
人生の三カン王(8月25日)
野球の三冠王はご承知の通りです。人生も三カン王を生きることができます。今回は「観・感・勧」です。
①観・・・心で見回す
み言葉に生きると、まわりがよく見えてきます。今まで自分を中心に見ていたこと、聞いていたこと、馴染んでいたことに別れを告げ、方向を変えることを悔い改めと言います。「大丈夫」とおっしゃる神様に向きを変えて生きることです。神様の価値観、その祝福の世界をしっかり見つめて生きることがクリスチャンの醍醐味です。
②感・・・心で感じる
神様との交わりが充実してくると、感謝が満ちあふれます。不安になったり、重い気持ちになる時は、①に立ち戻り、点検しましょう。日々の感謝の歩みがまわりを潤します。聖書は、「すべての事について、感謝しなさい。」(Ⅰテサロニケ5・18)と語ります。
③勧・・・心からお誘いする
感謝して生きている人は、生きるエネルギーに満ちています。「ねばならぬ」ではなく、「そうせずにはおれない」生き方に変えられ、人々はぬくもりを感じます。あなたもぜひ、そのぬくもりをもって人々を教会にお誘いください。それは神様があなたに求めておられることです。
三カンに生き、人生に豊かな実を結びましょう。
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