プライドの正体(7月25日)

「『お前はプライドが高い』と言われたので、プライドを下げたいのですが……」

この質問に、あなたはどのようにお答えになりますか。

「高いものを下げる」という手法はわかりやすいですが、これを「高く・低く」という比較(二元)の世界で考えるだけでなく、一元の世界で考えると、さらに有効な回答に導かれます。

プライドは自分の中にあるように思いますが、その正体は、実は「他人の目」です。だからと言って、自分自身を、他人の目の前や状況に置いて変革していくことは、根本的な変革ではありせん。

鍵は、自分自身の拠り所を、創造主なる神様との関係のみに置き換えることです。この世界は、神様に祈り求める時、聖霊様を通して必ずご自分のものにできます。この世界を生きると、他との関係を切るのではなく、神様との関係の中、「あなたの存在は大丈夫」といつも語られる聖霊様の声の中に他人との関係が生まれます。同時に、他者をあなたの自由と喜びの世界にお招きできるのです。

主だけを仰ぎ見つつ歩む時、気がついたらプライドの世界を後にし、自由の世界に向かって共に歩き出していることでしょう。今週もこの本道を主と共に……。

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