魅了されて生きる(7月11日)

人口の日本一少ない県に住む長野さんは、時代の流れにあらがえず、明治創業の自分の店を廃業し、売りに出しました。しかし、「このような所では、100%売れない」と本人もまわりの人々も思っていました。

ところが、買いたいという人が現れました。その方はフランス人で、この町の海と山に魅了され、この家をゲストハウスにしたい、と言うのです。彼は「この町を深く愛しています。町の発展にも尽くせることは喜びです」

と語りました。長野さんは「この街に生まれ育った自分が町を捨て、外国人のこの人が、この町を愛してくれるとは」と、目頭が熱くなりました。

そして一年後、ゲストハウスとしてオープンしました。

これは、み言葉「人知ではとうてい測り知ることのできない神の平安」の現代版そのものです。あなたの人生にも、捨ててしまいたいような、価値がなくゴミに思えるようなものが、時としてあるものです。しかし、「万事相働きて益となる」と天の窓から見ると、すべてのものが神様の栄光のために備えられているのです。

今週も、日々の祈りのうねりをさらに強くし、主に信頼して前進してまいりましょう。

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