人生の目的はただ一つ(1月10日)

2011年3月11日、防災無線の叫び声が大勢の命を救いました。

「大津波警報が発令されました。高台に避難してください」。3月11日午後2時46分、遠藤未希さん(当時24歳)は、宮城県南三陸町の防災対策センター庁2階にある放送室に駆け込み、力いっぱい叫び続けました。やがて、遠藤さんのいる庁舎をも津波が襲いましたが、怯むことなく、「一人の犠牲者も出さない」との強い使命感に立ち、最後まで叫び続けました。

津波の後、その庁舎の屋上にいた人は助かりましたが、遠藤さんの姿はそこにはありませんでした。

日々の生活、人生において、あなたの使命は何でしょうか。あなたならではの使命がおありでしょう。遠藤さんが直面したような状況の時にも、私たちが、永遠の命、本物の安らぎに満たされる源泉は、私たちの罪のために死に、三日目によみがえられたイエス・キリストに生きることです。

人生の目的はただ一つ。本物(キリスト)に出会い、喜びも苦しみも、キリストにあって「なるほど」と意味を見いだし、「この方こそ救い主である」と強い確信を握りしめつつ毎日を生き、天に凱旋することです。

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