神の答えが来る時(12月25日)

クリスマスおめでとうございます。私たちが救い主イエス・キリストのご降誕をお祝いできるのは、2000年前のヨセフとマリヤの決断によってであることを覚えます。

婚約中のマリヤの口から「聖霊によって身重になった」(マタイ1:18)と告げられた時、ヨセフは彼女を愛する思いと、裏切られたかも知れないという不安で混乱していたことでしょう。

模範解答はすでに聖書にあります。預言者ホセアが不貞の妻を愛し、我が子でない子を受け入れ愛したように、ヨセフが自己犠牲の生涯を送ることです。

しかし彼はその選択ができませんでした。絞り出した答は、「ひそかに離縁しようと決心した」(マタイ1:19)です。これならマリヤは姦淫の罪で死罪にならず、心に痛みはあっても二人は離れられます。

たとえ不完全であっても、最善と思える答を出した後、神様の答が示されます。ヨセフは、夢に現れた主の使いの言葉は神からのメッセージと確信し、マリヤを妻として迎える決断に迷いはなくなりました。その後彼は、一生涯、自分の子ではないイエス様を我が子として育て、救い主の成長を支える役割を果たしたのです。

神様からの問いかけにあなたも応答しましょう。そこから「神われらと共にいます」(マタイ1:23)という人生が明らかにされていきます。

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