メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手は、打席に立った時に、「打てる球に対してバットを振る。いいスイングを心がければ良い」と達観しています。クリスチャンの強さを養う秘訣がここにあります。
神様が投げるど真ん中の直球は、「神は愛である」(第 1ヨハネ 4:8)です。毎日色々な球が投げられてくる中で、「神は愛」というストライクを選んで、逃さずバットを振るのです。ところが、実際は曲がる球あり、ストンと落ちるボールあり。中には体にぶつかってくる球でダメージを受ける時があります。神が愛だとは見えない現実の中で、「神は愛である」という選択をし、愛というストライクだけを狙って打つ。これが神の祝福を受けるための鍵となります。
そのように選択を変えた画家のM兄がおられます。彼は教会に来る前、人生の不遇や恨みつらみを全て絵を描くエネルギーにしてこられました。しかし、神の愛を知り、神の愛を目に止める選択をするようになってから画風が変わり、暖かい絵が多くなってきました。作品展の中で、「祈りの手」という色もタッチも明るさも一変した絵が注目を浴びました。購入した方のひとこと。「やさしさがこぼれてくるようだ」。
今週も神の愛を選んで参りましょう。