退いて祈る(12月31日)

「朝はやく、夜の明けるよほど前に、イエスは起きて寂しい所へ出て行き、そこで祈っておられた。」(マルコ1:35)

 

アメリカの牧師は、リトリート(retreat)と呼ぶ長い休暇を取ります。教会によっては6年間伝道牧会をしたら、次の7年目は牧師に1年間の休暇を取らせます。その1年は、牧師は一切の責任から解かれ、心も体も休ませてリフレッシュし、霊的成長の1年とするそうです。

退いて祈る時間を持つ。これが霊的健康の鍵だとイエス様ご自身が示しておられます。イエス様は神の大いなる働きをした後、必ず退いて祈りの時を持たれました。それは「朝はやく」であり、「寂しい所」と書かれていますから静かな場所です。

私たちも、教会で霊とまことを注ぎ出して奉仕をさせていただいた後は、一人退いて、このように祈りましょう。「神様、あなたの働きによってこんなにも大きな祝福を見させていただきました。初めから終わりまで支えて下さったことに感謝します」。そう祈るところにサタンのつけ入る隙はありません。

今週、どこかであなたの活動を休止し、神を思う時間を持ちましょう。そこで語られる神の言葉が、それ以降のあなたの時間を潤します。

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