逃げの効用(8月25日)

モーセは荒野に逃れて神と出会い、パウロはダマスコ途上での回心後、アラビアの荒野で過ごします。逃げることには意味があります。そこで逃げの効用3つです。

①「逃げると助け手が与えられる」

とにかく逃げて逃げて逃げまくっていると、誰かカバーしてくれる人が現れ、それによって続けられるという現実を体験します。自分の無力さを認めていると、その部分を得意とする人が現れ、結果的に両者の生活が続けられるのです。

②「本当に得意としているものがわかる」

人は不得意な方面には絶対に逃げていかないものです。あなたがホッと息抜きに向かうところは、実はあなたが最も得意としている分野であり、それこそが本当に続けられる種類のものなのです。

③「逃げていく先に神の御心が現れる」

誰にも逃げたくなった体験がおありでしょう。人間としての限界に突き当たるからです。逃げに逃げて、どうしても逃げられない先に神様がいらっしゃることを体験し、そこで人生を明け渡す恵みを味わいます。ゆだねた先の人生には、想像を遥かに越えた神の御心が現れます。

続けるためには逃げることです。その先には、神があなたを支えて続けさせて下さる世界が待っています。

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