ディボーション継続の秘訣(9月15日)

卓球の試合を見ていると、きれいなフォームで決まる力強いスマッシュばかりではありません。大半は体勢を崩されて返す「つなぎ」です。しかし、強打して決めてやろうという思いを抑え、辛抱してつないでいると、やがてフワッと浮いたチャンスボールがやってきます。かっこ悪い打ち方をしながら、しのぐことを覚えた人が現実の勝利者となります。

ディボーションの継続も同じです。いつも完全なやり方でやろうとすると続きません。聖書を熟読できる時もあり、一行読むだけでもやっとの時があります。気持ちがダウンしている時は百点満点を目指すのをやめ、自分の答案を書いてさっさと提出するのです。そして、「あきらめないで形だけでも出すことができた」と自分に言い聞かせ、自分を励まし、明日の活力を確保する方向へと自分を向かわせましょう。ディボーションが身についた人には、間にそのような「つなぎ」の個所がいくつもあるものです。

不十分でもやり続けて良い理由は、イエス・キリストが十字架で私たちの罪のために死に、私たちの全てを受け入れてくださったからです。キリストが受け入れてくださったから、私もこの不十分な自分を受け入れ、不十分な私として生きていく。これが継続していくための力となります。

結果は神にゆだね、信仰の歩みを続けて参りましょう。

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