私たちの人生で起こる思いもかけない出来事は、神の存在を通して見るときに、正しくその意味をつかむことができます。
ある日の礼拝でMさんが受洗後初めて証しをなさいました。その礼拝に出席していたSさんとTさんはビックリ。なぜなら、30年前、3人は同じアパートの棟に住んでいたからです。礼拝後、「私は3階に住んでいました」「あら、私は4階です」と昔話に花を咲かせておられる情景はとても微笑ましいものでした。
最初にクリスチャンになったのはSさんで、その当時、せっせと同じ棟の人たちに教会のチラシを配っていました。しかし何の効果も見られず、やがて各々の都合で皆引っ越しをし、離ればなれになっていたのです。Sさんの労苦は無に帰した形となっていましたが、30年後、その棟の16の家族のうち、3家族から神を信じる者が出て、しかもそれぞれ遠隔地から何も知らずに集まった礼拝で顔を合わせるとは!この神の奇跡にSさんはしみじみ「あなたのパンを水の上に投げよ、多くの日の後、あなたはそれを得るからである」(伝道の書11:1)の御言葉の約束を味わわれました。
神は、あなたの人生に奇跡を起こされます。聖書を通して、その奇跡の意味を正しく理解し、神の御旨を知っていく一週間にしていきましょう。