米沢興譲教会のピアノは、1960年代製のスタインウェイです。この時代のものが一番豊かな音が出るという理由で選ばれました。その際、教会員向けにピアノ献金のお願いはしませんでした。「そのピアノのために献金したい」という申し出をされた方が何名も現れたからです。
捧げる基準を、神は荒野で生活するイスラエルの民に示されました。神はモーセに、「イスラエルの人々に告げて、わたしのためにささげ物を携えてこさせなさい」(出エジプト記25:2)と命じました。しかしこれは強制徴収ではなく、条件がついていました。それは、「すべて、心から喜んでする者から、わたしにささげる物を受け取りなさい」というものでした。神様への捧げ物は、額の大小ではなく、「心から」「喜んで」ということが動機となります。
自分が喜んでやっているかいないかを測定するバロメーターの一つは、人の評価が気になるかどうかです。喜んでやっていない人は、他人からの評価を気にします。しかし、喜んでやっている人は、既にそのこと自体が喜びですから、低い評価をされようが批判をされようが、喜びは変わりません。
あなたは喜んで捧げておられますか?心のチェックをするひとときをお持ちになられますように…。