ありのままの答案(2月23日)

合格ラインすれすれの所にいる受験生は苦しみます。頑張れば入れるかもしれませんが、間違いなく合格できる保証はありません。合格か不合格か、まだ確定しない時期はどう過ごせばよいのでしょうか。

預言者ミカは滅びと救いの両方を預言しました。ミカ書第2章の大部分には、責任を果たすべき指導者たちの横暴が描写され、その結果として神が下される裁き(滅亡)の預言が記されています。しかし、第2章の最後には、回復の希望が語られています。それが真に実現するのは世の終末の時です。終末が来るまでの中間状態に生きる私たちは、将来必ず「彼らの王はその前に進み、主はその先頭に立たれる」(ミカ2:13)ようになるという選択を、意志的にすることが正解です。なぜなら、回復の希望は保証されているからです。

私たちが願う希望は、しばしば自己中心的なものですが、神が与えてくださる希望は、私たちの想像をはるかに超えた、より大きなものです。その未来に成就する目標をしっかり見据えつつ、今は悪と矛盾に出会う現実に100点満点とは行かない自分の答案を書いていくのです。あえて神が言われる命の言葉を選択し、現実にチャレンジすること。そのありのままの自分こそ神に提出すべき答案です。

今週も、神からの試験問題に挑戦していきましょう。

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