デンマークは消費税 25%に加え、所得税や社会保険料の負担も重く、総合的に見て高負担の国として知られています。しかし国民の不満は比較的少なく、幸福度は世界でもトップクラスにあります。その理由の一つは、大学までの教育費や医療費が原則無料で、税金が自分たちの生活を確かに支える形で使われていることを、多くの国民が実感しているからです。そのため政治への関心も高く、国政選挙の投票率は常に 8 割前後を維持しています。税金の使い道を決める政治家を選ぶことを、他人任せにせず、自分自身の責任として考えているのです。
この「自分で考え、責任をもって答えを出す姿勢」は、イエス様が弟子たちに求めた態度とも重なります。イエス様は、人の意見をなぞる信仰ではなく、「それでは、あなたがたはわたしをだれと言うか」(マルコ 8:29)と、一人ひとりに、直接、問いかけられました。この問いにどう答えるかによって、その人の信仰の本質が明らかになります。誰かの受け売りではなく、自分自身の言葉で答えることが求められるのです。
イエス・キリストを教育家、優れた道徳家、あるいは革命家と見るのか、それとも救い主と告白するのか。その答えには責任が伴い、聖書はそこに永遠の行き先が関わると教えています。イエス様の問いは、すべての人に開かれた救いへの招きです。自ら考え、自分の答えをもって、救い主と共に歩んでまいりましょう。
