「あなたがもし、主がイスラエルについてモーセに命じられた定めとおきてとを慎んで守るならば、あなたは栄えるであろう。心を強くし、勇め。恐れてはならない、おののいてはならない。」(歴代志上 22:13)
聖書のおみくじ的読み方というものがあります。「神様、良い御言葉をお願いします」と祈って開けた箇所が神からのメッセージだとする読み方です。しかし、それではいけません。聖書は切り取って読むのではなく、背景や文脈を踏まえて読むことが必要です。
この箇所は、ダビデ王が息子ソロモンに語った励ましです。神殿建築を願っていたダビデでしたが、神から「おまえではなく子が建てる」と告げられました。そこで自らは建てず、代わりに膨大な資材と準備を整えてソロモンに託したのです。ソロモンは父の機嫌を取ったり、必死に資金を集めたりする必要はありませんでした。祝福はすでに備えられていたからです。彼に必要だったのは、神の律法に従順に歩むことだけでした。
祝福は、自力で絞り出すように苦労して得るものではなく、従順というスイッチを入れることで流れ込んでくるものです。重い水を運ばずとも、水道のレバーを上げ下げすれば水が出るように、従順の信仰によって神の恵みがあなたに届くのです。
今週も、備えられた祝福を信じ、従順に歩む者として進んでまいりましょう。
