試練のただ中にいると、自分のこの苦しい状況を周りの人に察して欲しいと願います。これが、自分中心に物事を考え始める最初の段階です。もちろん人の助けを得て良いのですが、まず祈って神にゆだねることが先決です。すると、まさに神が備えた人との出会いがあるのです。
Aさんは相続の問題で悩んでいました。複数の不動産会社に頼んで土地の評価額を出してもらうことにしましたが、誰に頼むかでまた悩み始めました。「あそこに頼むと後でお礼をしなければならない。あちらとこちらはあまり関係が良くない同士なので、自分が頼んだと知れたら面倒だ...」。疲れ果てた彼は、とうとう神様に祈りました。「神様、あなたを忘れておりました。自分に有利に進めようとして、自己中心の考えで事を運ぼうとしていました。この土地はあなたのものです。全てあなたにゆだねます。御心のとおりになるよう導いて下さい」。
晴れ晴れとした気分になったAさんは、翌日、重い荷物を持って難儀している人を助けて、代わりに運んであげました。両手いっぱいに荷物を抱え、自動ドアが開いた向こうから、「おや、Aさんじゃないか」という声が聞こえてきました。何とその人がAさんの問題に最適の答を持っている人だったのです。
困った時は神様にゆだね、そして同じように困っている人を助けることです。神はその人に道を開き、導きの確信を与えて下さいます。
