幸せに向けて (1月8日)
年の初め、誰もが「幸せな一年であるように」と祈ります。
昨年秋に来日され、強い印象を与えたブータン国王ご夫妻は、三月の震災など大きな出来事があったただ中の日本だけに、「幸せとは何か」を考える、良き機会を私たちにくださいました。
幸福は千差万別で、物差しでは測りにくいものです。衣食足りて健康であっても「退屈」という牢獄に置かれていたら、幸せではありません。また、明日の命もわからぬ過酷な収容所でも希望を失わず、その経験を宝にしたビクトー・フランクルのように、未来に目を向け、喜びの先取りをして生きることもできます。
日本もブータンにならい、今年は、国民総生産(GNP)から国民総幸福量(GNH)に心を向けようとしています。
どのような局面にあっても豊かさを見いだすために、祈りつつ、今年の標語聖句を確実にご自分のものにしてまいりましょう。
わたしは山にむかって目をあげる。わが助けは、どこ から来るであろうか。わが助けは、天と地を造られた 主から来る。
(詩篇121・1~2) |