2015年9月の霊想

  信頼へのステップ (9月6日)

 ビリー・グラハム師は、歴史上、最も偉大な伝道者の一人です。歴代のアメリカ大統領の霊的指導者として働かれ、一度の集会に数百万人を動員したこともあります。
グラハム師が大学生の時、美しい女性に心奪われ、勇気を振り絞ってプロポーズをしました。ところが、見事に断られ、その理由までも聞かされたのです。「あなたは性格もいいし、態度もすてき。でも、能力は足りないと思う。私は、成功する、能力のある男性と結婚したいの《。この言葉は若きグラハム師をいたく傷つけ、何日も落ち込んだことは想像に難くありません。しかし、このことが、彼の、人に拠り所を置くのではなく、主に信頼するすばらしい働きへのステップになったのです。
今週、あなたにとって気落ちするようなことを体験するかもしれません。しかしそれは、あなたが神様に深く信頼し、大きく主にあって用いられるための神様のご計画であることを決して忘れてはなりません。
「すべての訓練は、当座は、喜ばしいものとは思われず、むしろ悲しいものと思われる。しかし後になれば、それによって鍛えられる者に、平安な義の実を結ばせるようになる。《(ヘブル12・11)
ふと失望の影があなたを誘う時、このみ言葉に立ち返り、まさに、試練を宝に変えていく人生を、今週も一歩進めていきましょう。

  心のこもった個人的関わり(9月13日)

 集団になると怠けてしまう。これを心理学では「社会的手抜き《と呼びます。人は単独の時より、集団で作業する方が手を抜いてしまい、一人あたりの努力が少なくなる傾向があるそうです。これは「責任《が分散されてなんとなく緩んでしまうためです。
イエス・キリストがエリコを通られた時、ザアカイは、群衆にさえぎられてイエスを見ることができませんでした。そのため、木に登り、葉陰に隠れて待っていると、イエスは目をあげ、「ザアカイよ、急いで下りてきなさい。きょう、あなたの家に泊まることにしているから《と、直接、声をかけられたのです。「大勢の中では、自分のことなど見つからない《と思っていたザアカイは、突然イエスの訪問を受けました。
自分こそ誰にも見られていない、関心を持たれていないと思うと、何となく心が緩んでしまいます。しかし、イエス・キリストは、一人一人の存在を知り、価値を十分認め、どんな人にも手抜きをしないで関わり続けてくださる方です。ザアカイは、イエス・キリストの心のこもった個人的な関わりを通して、今までの自分の罪を認め、まったく新しい生き方を始めました。
あなたも、日々新しく生まれる体験をなさる一週間でありますように。

  三省(9月20日)

 「一日三度、自らを省みる《というところから、書店、三省堂の吊前が付けられました。私たちの先輩、旧約聖書の人々(ユダヤ人)は、安息日に次の3つのことを省みます。
第一に後ろを振り返ります。過去を点検し、自分は主の御旨を歩いてきたのか、自分の熱心さの動機は何であったのか、と自分自身をみ言葉の鏡の前に映し出して歩みをしっかり整えることです。
第二は上を向くこと、神様を見上げることです。つい、絶対価値(神様との関係)ではなく、相対的価値(横を見ながら生きること)に私たちの人生が誘われます。絶えず、神様を見上げることによって歩みが修正され、新しい力を受けていくからです。「人間《を意味するギリシャ語は「アンスローポス《ですが、その語源が「上を見て生きる《という意味であることは、何と示唆に富んだことでしょう。
第三は、前を見つめることです。「希望は失望に終わらない《とのみ言葉に支えられ、いつも、主が共におられ、最善のみを備えておられるあなたの前途に目を向けましょう。まさに、これが信仰の真髄です。
「さて、信仰とは、望んでいる事がらを確信し、まだ見 ていない事実を確認することである。《(ヘブル11・1)

  何に合わせて生きるのか(9月27日)

 私たちの体には、時間や季節などを知る『体内時計』と呼ばれるメカニズムがあります。体内時計は1日が24時間より若干長く、ずれが生じています。このため、前日より遅い時間に寝る方が楽に感じられ、それが夜更かしの原因になります。しかし、毎朝、決まった時間に起き、光を浴びたり、朝食をとったりすることで体内時計が早まり、24時間に調整されます。
私たちは何に合わせて生きることが大切なのでしょう。欲や自分の理想、自分の思いだけで生きていくと、神に造られた本来の私たちから少しずつずれが生じてきます。それは、実際の生活の中で人間関係が上手にできないことや、生きづらさを感じるなどという形で現れてきます。
聖書はこのように勧めています。
「若い人はどうしておのが道を清く保つことができるで しょうか。み言葉にしたがって、それをまもるよりほ かにありません。
《(詩篇119・9)
「わたしはあなたにむかって罪を犯すことのないように、 心のうちにみ言葉をたくわえました。
《(詩篇119・11)
今週も、み言葉を心に蓄え、日々、原点に帰り、神様から与えられた最高の人生を歩んでまいりましょう。

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