何のために生きるのか(3月5日)
日野原重明先生(聖路加国際病院名誉院長)は、昨年10月4日で105歳を迎えました。今でも「105歳の私からのメッセージ」と題して全国で講演をしておられます。
その講演の中で特に印象深いことは、「私は50代の頃、日本の歴史上初のハイジャック事件に巻き込まれ、それこそ命の存亡をかけ、ギリギリの厳しい状況に追い込まれました。あの経験を契機に私の人生観は変わりました。『この生かされた命を、これからは誰かのために使おう。誰かの役に立つ、人のために尽くす人生にしよう』と考えたのです」と語られたことです。
「長生きをする」ということは、単に時間的に長く生きるということだけではありません。多くの年を重ねても前向きな気持ちを持ち続け、与えられている命を感謝し、神と人のために用いることです。
一度の人生、豊かな人生を歩んでまいりましょう。
わたしは、あなたがたもこのように働いて、弱い者を助けなければならないこと、また「受けるよりは与える方が、さいわいである」と言われた主イエスの言葉を記憶しているべきことを、万事について教え示したのである。
(使徒行伝20・35) |