最高の友(10月21日)
うらぶれて袖に涙のかかるとき
人の心の奥をぞ知らるる
これは鹿児島民謡「串木野さのさ」の1節です。私たちは、自分にとって有利な人や条件には心勇んで近づきますが、状況が一変すると、人を無視し、さらにいじめに変わることもあります。それが自分の身に降りかかり、うらぶれる(惨めな)状況になった時、私たちはどこに慰め、希望を見いだすことができるのでしょうか。
イエス様がどん底にいたあなたを見出し、神の子どもとし、永遠のいのちを与えてくださいました。そして、いつも共におられ、世の終わりまで共にいてくださることを体験する時、この世とは異なる平安、慰めをいただくことでしょう。イエス様が友となってくださっているからです。
その体験を通し、あなた自身がイエス様の代理人として、救いの世界のわからない人、まさに失望のどん底にある人の友となることができることは、なんと意義のあることでしょう。
出来事を受け身でとらえる世界から、能動的に誰かの友になるために自分の人生は与えられている、と思いめぐらすだけで、聖霊様の助けがあなたと共にあることを今週も味わうことができます。これが人生の目的です。 |