心を一新させる知恵(4月25日)

かつて、日本ペンクラブが国際大会を開催したところ資金が不足しました。日本を代表する企業から援助してもらおうという案が出されましたが、「軍事産業に関係している会社からお金をもらって、平和をテーマにした大会に用いるのはどうか」との強い反対意見が出ました。その時、リーダーの桑原武夫氏は「汚いお金をきれいに使うのが文化」と、全員の意識を一新しました。

悪を切り捨てることも人生には大切です。しかし「良い・悪い」「弱い・強い」と、物事を二つに分けて考える生き方が生活に入ると、不安や怖れ、怒りが沸いてきます。

イエス・キリストは、この世に新しい教えをもたらしました。「天の父は、悪い者の上にも良い者の上にも、太陽をのぼらせ、正しい者にも正しくない者にも、雨を降らして下さる……。」(マタイ5:45)

この新しい生き方を理解し、「すべては神の御手にあり。今はわからなくても、すべては神様の最善の計画」と天を見上げ、神様との交わり(祈り)の中で得た天来の知恵と力を生活で活用し、「どんな時も大丈夫」の実体をさらに一歩進めましょう。

「善をもって悪に勝ちなさい。」(ローマ12:21)

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