1円の財布(2月27日)

旧五千円札肖像で親しまれた新渡戸稲造が、東京で勉強していた11歳の時の話です。郷里から兄が訪れ、おみやげとして現金で一円をもらいました。当時の彼の小遣いは一週間20銭。生まれて初めて一円紙幣を手にした稲造は、すぐさま気に入った財布を買いました。それは、ちょうど一円でした。

あなたはこの話を聞いて、どのように思われますか。「愚かな使い方だ」、「いやむしろ賢い」等、様々な捉え方があることでしょう。では、もしあなたがこの稲造少年からお金の使い道の相談を受けたとしたら、どのような提案をなさいますか。方法、決断は無限ですから、正解は数限りなくあります。それぞれの価値観、人生観で異なり、その人なりの正解があるのです。

神にある人生はこれと同じです。それは、既製品的な同じ答のない、一日一日が創造的で、あなたならではの一瞬一瞬を味わう人生です。ただし、この人生の使い道は「神の栄光を現すため」です。この筋を外さない限り、あなたは人生に迷うことはありません。

今週も御言葉と祈りを土台とし、一つ一つの出来事を、天の窓を通して見、考え、決断して参りましょう。

「心をつくして主に信頼せよ、自分の知識にたよってはならない。すべての道で主を認めよ、そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。」

(箴言3:5~6)

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