新たなぬくもり体験(5月8日)

昭和30 年頃を思い起こし、当時を生きた方々が「今と比べて、あの頃はとても幸せだった」とおっしゃいます。当時の年収は今の5分の1程度で、はるかに貧しい中でしたが、「互いに助け合う」という文化があり、お味噌が足りなければ隣の家から借りたり、人様の子どもが悪いことをすれば、自分の子のように叱ったものです。
あっという間に世の中が変わりました。今は、新たな愛の形を構築する時代です。あなたならではのぬくもり体験を工夫していらっしゃることでしょう。
Mさんご夫妻はお子さんの問題を機に、本物の愛を持つ夫婦に変わろうと決心されました。「もしわたしたちが互に愛し合うなら、神はわたしたちのうちにいまし、神の愛がわたしたちのうちに全うされるのである。」(Ⅰヨハネ4:12)とのみ言葉に教えられ、まず自分たちが互いに愛し合うことから始められたのです。それまでの現状維持の関係から、本音をぶつけ合い、最後は手を取り合って祈るという毎日が1年、2年と積み重ねられていきました。その結果生まれたぬくもりは、お子さんのみならず、周囲の人々をも潤しています。
「そう生きたい」といつも心に留め、祈り、工夫する。そこから、この時代に即したぬくもりの伝え方を見いだすことが必ずできます。あなたならではのぬくもり体験を分かち合う1週間としていきましょう。

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