天に宝を(6月26日)

宝がそこにあるのに気づかず、蹴散らして通り過ぎる人もいれば、わずかなチャンスを宝に変える人もいます。あなたは神様から与えられた宝をどのように扱っておられますか。

イエス様は「自分のため、虫も食わず、さびもつかず、また、盗人らが押し入って盗み出すこともない天に、宝をたくわえなさい。」(マタイ6:20)と言っておられます。天に宝をたくわえるとは、「あなたは施しをする場合、右の手のしていることを左の手に知らせるな。」(マタイ6:3)とあるように、善行をしても、決して自慢しない生き方をせよ、ということです。物やお金や時間等の神様から与えられた宝を、自分のためではなく他者のために使うことこそ、その宝を生かす生き方なのです。

Aさんは、「いつも自分の欲と戦い、御心にかなう思いで語り、行動することを心がけている」とおっしゃいました。Bさんは、「欲を忘れるほど、確かな価値あるものに心を注いでいます。夢中なものがあると食べることを忘れる、あの体験です。そのために、折々にイエス様ならどのようになさっただろうかと祈り、天来の知恵をいただきつつ歩んでいます」とおっしゃいます。

今週も、主との交わりの中で歩み、あなたならではの、天に宝をたくわえる生き方を進めてまいりましょう。

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