すべてが宝に(7月24日)

フランスの作家、ジョセフ・ジュベールは、「友人が片目なら、私は友人を横側から見る」と言いました。あなたはどう思われますか。相手がどのような状況にあり、何を感じているかをよく理解し、相手の求めるところにさり気なく対応できることは何とすばらしいことでしょう。

さらに、永遠の命を知り、それをご自分の実体となさっているあなたは、ジュベールとは違う言葉を語るに違いありません。

「自分には欠けがあり、それを見られたくない」と相手が思っていても、相手が不十分、欠点と思う所もすべて神様の御手の中にあり、「万事相働きて益となる」の視点から見る時、あなたの内にある神の愛によって、悲しみが喜びに、欠点が宝に変えられていくのです。私たちが命与えられたのは、このような生き方を、聖霊の助けによって体得し、神の国の大使として生きるためです。

この生き方を、まずは自分の血肉とし、自らが喜び、輝き、多くの人々を照らす光として歩みましょう。

「あなたがたは、世の光である。山の上にある町は隠れることができない。……そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かし、そして、人々があなたがたのよいおこないを見て、天にいますあなたがたの父をあがめるようにしなさい。」
(マタイ5:14、16)

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