神の霊のシャワー(12月17日)

若い方々から仕事上の悩みを聞く時、多くは人との比較で悩まれているようです。「職場の先輩のトーク力に比べると、私は全然喋れない」とか、「他の人より私はネガティブだ」。

このような時は、短所だと思っていることは実は長所なのではないかと気づいてもらうようにします。「話せないとは、余計なことを喋らないで、要点だけを的確に話せるということではないかな?」、「ネガティブとは将来の否定的要素を事前にキャッチできるということで、危機察知能力があるのでは?」。そう言えるのは、「神が造ったすべての物を見られたところ、それは、はなはだ良かった」(創世記1:31)との御言葉を土台としているからです。創造は良きものであるという前提で見る時、欠点だと思えるものが実は長所として輝いているのが見えてきます。

自分はこれでいいのか、と悩む時は、まず神の霊のシャワーを浴びることです。それは、神様が自分をどう思っていらっしゃるのか、御言葉を再確認することです。神はご自分のひとり子を十字架につけて罪ある人間の身代わりとするほど、私たちを愛しておられます。この限りない愛を注いで下さる神がいらっしゃると信じて生きる時に、霊のシャワーで私たちの心が洗われ、自分の表も裏も見えてきて、真に進むべき方向が見えてきます。

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