全国的に活躍しておられる牧師先生をお招きして、中高生のための特別伝道集会を開いた時のことです。
講師の先生は聖書の話から始めず、自分がどんなに嘘つきであったかを話し出しました。その話の面白いこと!会場は爆笑に包まれました。
やがて、唐突にその先生が、「僕と同じように嘘をついたり、お父さんお母さんをだましたりしたことのある人、この中にいるだろう。手を上げてごらん」と言うではありませんか。一人、二人、チラホラ手を上げる中高生がいます。「ほら、やっぱりいる。他にもいるだろう、僕と同じ人が?」と、犯罪者を取り締まるような態度ではなく、楽しい雰囲気で言うので、そこに集まったほぼ全員が手を上げました。「なーんだ、やっぱりそうか!大丈夫、みんなイエス様を信じれば罪が赦されて僕と同じように救われるよ」と、そこから本格的にキリストの福音の伝道説教となり、その集会で多くの中高生がイエス様を受け入れる決心をしました。
あなたの過去は過去としてそこに残っています。しかし、十字架の赦しを信じて生きるとき、神はそれを神の器として用いて下さり、そのことがあったゆえに神の祝福がこの世に広がり、あなた自身もその祝福にあずかる人生が用意されているのです。
神のゆるしを受け取る今週として参りましょう。