死は「終り」ではない(3月31日)

山形新幹線上りの終点は東京駅です。大宮を過ぎ、上野を出ると乗客は2種類に分かれます。「やれやれ、着いた」とのんびり車窓を眺める人と、荷物をまとめて降りる準備に急ぐ人です。東京駅で終りではなく、その先に次の列車と駅が待っている人は、客室での最後の時間の過ごし方がまるで違います。「死で人生は終りだ」と考える人の人生の終末の生き方と、「死の向こう側に次の新たな人生が待っているのだ」と考える人の生き方では、このように違ってくるのです。

かつてフジテレビに、国際派キャスターとして高い評価を受けた山川千秋という方がおられました。放送中、突然声が出なくなるというハプニングに襲われ、彼は食道ガンと告知されてから半年後に55歳の生涯を閉じました。この世的には、働き盛りでまだこれからという矢先の無念の死、という表現になるのでしょうが、クリスチャンの奥様の導きにより洗礼を受け、復活を知った後の山川氏の思いはそれとは全く違ったものとなっていました。それは、彼の死後、奥様との共著という形で出版された本の題名『死は「終り」ではない』に現れています。

人生は死で終りではなく、その先に永遠の世界があり、キリストの復活を信じる者は天国で祝福の時を過ごす希望が与えられています。

復活の朝があることを信じ、永遠の世界での生き方を意識するイースターとして参りましょう。

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