傷ついたあなたでなければ(9月13日)

神が人間の不完全さを用いて、祝福に変えて下さる実話です。

離婚を経験した牧師がいました。父親が牧師である模範的なクリスチャンホームで育ち、自分も牧師となりましたが、数年で結婚生活は失敗に終わり、妻は子を連れて出ていきました。

熟慮の末、彼は辞職を決心し、そのことを教会の会衆に告げました。すると、「先生、私たちはあなたから神の言葉を聞きたいのです」と皆が言うではありませんか。「僕があなたたちの牧師としてここにいても良いのか?僕は神の御心を行えなかった牧師なんだよ」と言うと、「先生、あなたに私たちの牧師となっていただきたいのです。傷ついたあなたでなければ、私たちは神の言葉を聞くことができません。どうか今までのように、私たちに語り続けて下さい」と会衆の代表が答えました。

皆、外からは見えない心の傷や家庭の問題を抱えていたのです。その人たちは、十字架による罪の贖いを信じるだけで無条件に救ってくださる神の愛を、言葉としては聞いていました。しかし今や、彼らにとって何の過ちも犯したことのない「エリート牧師」としてではなく、自分たちと同じところにいて、同じ痛みを負った牧師だからこそ、ストレートに神の言葉が心に響くようになったのです。

今週も神の愛を信じ、投げやりになりそうな自分をそっと抱え、祝福の方向へ信仰の歩みを進めて行きましょう。

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