迷いの中での導き(10月11日)

除菌・抗菌グッズが売れる現代ですが、衛生関係の職員の方に尋ねると、「あまり気にし過ぎてもいけませんよ。そこら中に細菌や微生物がいるのですし、大体、私たちの皮膚にも常在菌が何千何万といるのですから」と笑顔で返されます。人間に与えられている免疫力を信頼して、あまり考え過ぎないでいるのが良いようです。幼な子のように神に信頼して生きるとはこのようなことなのでしょう。

単純に神を信頼する幼な子とは対照的に、複雑に考えすぎて行き詰まった青年がキリストのもとに来ました。彼の問いはこうでした。「よき師よ、永遠の生命を受けるために、何をしたらよいでしょうか」(マルコ 10:17)。彼はお金持ちで、生活は安定していたことでしょう。それでも、自分の人生のあり方に迷いがあり、永遠の命を受けられるかどうか確信がなかったのです。

人生のどこかで「迷い道」に入ることがあります。どうあがいても這い上がることができない蟻地獄に落ちたかのように、頑張っても頑張ってもそこから抜け出せません。しかし、この「迷い」があったがゆえに、彼はイエス様のところに行こうと決心しました。迷いを通して、人が神へと導かれることは確かにあるのです。

「迷ってはいけない」のではありません。迷うことも神の御手の中にあることを覚え、迷いの中で神の導きにおまかせしてまいりましょう。

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