神の子として(10月18日)

がん哲学外来を創始し、多くのがん患者に希望を与えている樋野興夫(ひのおきお)先生の著書に、このような一節があります。

「いまあなたは、たまたま『がん』やそれ以外の病気を患っているだけで、あなたがあなたであることは、病気になる前もなった後も変わりません。あなたはあなた。病気になってもあなたの人生は続いています」(『病気は人生の夏休み』より)。

がんという大きな病を抱えた人にとって、なんと大きな励ましになる言葉でしょうか。病気になっても、その人がその人であることに変わりはないのです。

クリスチャンが大きな病を患い、苦難に直面した時、それをどのように受け止めたらよいのでしょうか。大切なのは、「なぜ」という問いを無理に封じ込めることではなく、その問いを抱えたまま神の前に立ち、もう一度、信仰の土台に立ち返ることです。そのとき、「私はどのような状態から救われたのだろうか」と思い起こし、神の子として永遠の命をいただいている身であることにたどり着くのです。

「しかし、彼を受けいれた者、すなわち、その名を信じた人々には、彼は神の子となる力を与えたのである」(ヨハネ 1:12)。

病気や死さえも、キリストにある神の愛から私たちを引き離すことはできません。神の子として命与えられている人生を、主と共に今週も歩んでいきましょう。

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