今ある恵みを思う (10月19日)
リンゴも梨も、春に美しい花をつけます。やがて実がなり出すと、豊かな実りのために、惜しげもなく不必要な実が取り除かれます。収穫期になり、大粒の実に値段が付けられます。それらは売られて、人々の胃袋を満たしたり、芸術家によって描かれたりします。
この一個のリンゴが存在するために、多くの仲間のリンゴが犠牲になったことを思います。
この果物のように、私たち一人一人も、多くの人のお陰と犠牲によって今があることを知ることは、とても大切なことです。
今、ここにある自分が、どれほど多くの人々と神様の愛とあわれみによって生かされているかを、しっかりと思い起こし、心に刻みたいものです。そして何よりも、人となられた神・キリストが、私が今この世に存在するために、自ら命を捨ててくださり、犠牲を捧げられました。この方を絶えず思い起こし、その愛をかみしめると共に、また、誰かに、このいのちとぬくもりを差し上げる一週間を送っていきたいものです。
「神はそのひとり子を世につかわし、彼によってわたしたちを生き
るようにして下さった。それによって、わたしたちに対する神の
愛が明らかにされたのである」 (Ⅰヨハネ4・9) |