おもてなしの心 (2月8日)
最近は、型通りの決まり切った手順を、前もって教えておかないと行動できない『マニュアル世代』が多いと言われています。本来、マニュアルとは、どこでだれが取り扱っても、最低限の基準を守って品質管理を一定にする目的で作られています。いわゆる、「これだけは譲れない」という目安です。 しかし、人は多くの場合、それ以上のものを期待しているものです。そこで、求められているのは、『おもてなしの心』です。
一日中雨の中でずぶ濡れになり、観光も十分にできないまま、早めにホテルに着いたお客様が来られました。「いらっしゃいませ。チェックインは三時ですので、それまでロビーでお待ちください」。これが、型通りの、決まり切った手順のマニュアルです。しかしフロントの青年は、雨に濡れた人を見て、少しでも早くお部屋に入っていただくことを心がけ、お部屋にお通ししました。 言うまでもなく、旅で一番心に残ったのは、この青年のマニュアルを越えたおもてなしでした。
今週も、神の愛に裏打ちされたおもてなしの心で接してまいりましょう。
「何事でも人々からしてほしいと望むことは、人々にもそ
のとおりにせよ」
(マタイ7・12) (T・A記) |