2005年4月の霊想

  石  (4月3日)

 私たち一人一人を石にたとえるならば、あなたはどんな石でしょうか。また、どんな石になりたいと願いますか。
 ある人は、石なら宝石となってダイヤモンドの輝きを放ちたいと願われるでしょうか。また、ある人は、大理石となり、彫刻家の手によって名作となることを願うかもしれません。石には様々あり、どっしり重い漬けもの石もありますし、石垣の石もあります。
 このような時、どうしても、私たちは比べがちです。各々の任務、役目がまったく異なることを忘れてしまうと、悲劇が始まります。指輪に使うダイヤの石では、漬けもの石としてはまったく役に立ちません。
 キリストご自身は、自分を『隅のかしら石』と言われました(マタイ21・42、マルコ12・10、ルカ20・17)。私たちも、各々の自分の使命をしっかり見いだしたいものです。
 キリストが人類の救いの礎となられたように、建物の土台石として、見えないところで支えている重要な石もあります。そして、その土台石のような多くの人々のとりなし、また、働きによって、今日も、私たちの教会が支えられていることを覚えます。お一人びとりのそのお働きに感謝しつつ・・・。

  霊的なリフレッシュ  (4月10日)

 ゴールデンウイークが終わる時期にささやかれるのが『五月病』です。中学卒業者の七割、高校卒業者の五割、大学卒業者の三割が三年以内に離職すると言われており、新入社員の『七五三』と呼ばれています。
 人生で忍耐を必要とする時期が、必ず出てきます。忍耐をすることは、決して無駄ではありません。与えられた仕事を通して、自分の本当にやりたいことが見えてくることもありますし、そこで身に付けたことを活かして、さらに向上することも出来ます。
 クリスチャンは、ゴールデン・ウイークに人生の大切な『黄金の週間』として、毎年最高の休みとリフレッシュの時期を過ごすことができるのです。
 今年のゴールデン・ウイークには1日(日)に佐々木満男先生の特別講演会『どんなことにもくよくよするな!』、また4日(水)に古庄英司先生を通してのディボーション・セミナー、夜には特別祈祷会でのメッセージがあります。
 教会のさまざまな集会を通して、霊と心のリフレッシュができる最高の時期となることでしょう。

 「集会をやめることをしないで互いに励まし、かの日が近づいてい
  るのを見て、ますます、そうしようではないか。」
                      ヘブル人への手紙 10・25

  ただ、お言葉を下さい  (4月17日)

 「はじめに言葉があった」(ヨハネ1・1)。この聖書箇所はあまりにも有名です。神様は、言葉でこの世のすべてをお造りになりました。「光あれ」と言われたときに、光が現れたのです。
 しかし私たちは、あまりにも日常生活の中で安易に言葉を発します。あなたが発した言葉が、発した瞬間にあなたの内に配達されるのをご存知ですか。私たちは、言葉よりも目に見えるものや形を大切にしがちです。しかし、言葉と同時に、そこに形が必ず現れることを信じることができることは、何とすばらしいことでしょう。
 聖書に、百人隊長がイエス・キリストに語った言葉があります。

「ただ、お言葉を下さい。そうすればしもべ僕はなおります。わたしも権威の下にある者ですが、わたしの下にも兵卒がいまして、ひとりの者に『行け』と言えば行き、ほかの者に『こい』と言えばきますし、また、しもべ僕に『これをせよ』と言えば、してくれるのです」
                              (マタ イ8・8~9)

この箇所を何度かお読みになってみてください。あなたに大きなインスピレーションを与える ことでしょう。
 今週も、行動や形に及ばなくとも、言葉があれば必ず成る、と語ったこの信仰者をしっかりと見習いたいものです。

  同じ目線で (4月24日)

 大阪府高槻市長をされた江村利雄氏の奥様が、骨折から寝たきりとなりました。やがて認知症へ進むのでは…という心配が現実化し、次第に病状が進行していきました。お医者さんは「奥さんと同じ土俵で目線を合わせ、波長を合わせて会話すれば、今なら認知症の進行が止まるかも知れない。うまくすればその症状も治ってくるかもしれません」と言われました。市長の仕事を考えると決断がつきませんでしたが、お医者さんの奥さんの「顔をよく見て、話をしてあげるだけでいい」との言葉に、とうとう決断をし、任期途中で退任されました。その時の名言が「市長の代わりはおっても、夫の代わりはおりまへん」です。
 介護に専念なさいましたが、誠心誠意を込めても、奥様は期待に反することばかり。その中でも「同じ立場に立って、目線を合わせて」を心しました。たとえば、好天なのに「えらい雨が降ってきた」と騒ぐ時に、そうや、そうや」と対応するのだそうです。そのうちに笑いがよみがえり、さらに病状から回復し、普通の生活ができるようになり、まさに奇跡を見たと言います。
 イエス・キリストもあなたと同じ所に来られ、目線を合わせ、あなたの状況で「そうや、そうや」と語られます。その言葉をお聞きになることが、あなたの今日を充実したものとします。

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