2006年8月の霊想

  二つのタイプ (8月6日)

 歴史上、最も有名な成功者の一人であり、その成功した財産で財団を作り、良き働きをなしたアンドリュー・カーネギーが次のように言いました。

  人生で多くのことを達成できない人間には二つのタイプがある。
  言われたことをやろうとしない人間と
  言われたことしかやらない人間だ。
 
 豊かな人生を生きるために、言われたことはきちんとするのみならず、相手の期待以上のことを成し遂げていきたいものです。
 しかし、あなたのレベルになれば、言われた仕事だけをするのではなく、次のステップへとお進みでしょう。やるべきことをやった上に仕事を自ら見いだし、そこで最も必要なことを峻別し、対処できる、そのような生き方です。このような人が経営者となり、また、リーダーとなるのです。
 この世界は、心することによって、どんな人でも豊かさを達成できるすばらしい世界です。
 今週も、あなたの歩みの中で確認していきたいものです。

  人生の良き備 (8月13日)

 最近、「ガンの宣告を受けた身近な人や、本人も死を自覚しているという人へ、どのような言葉を語りかければよいか」という質問を受けます。
 第一に、地上にあって、決して希望を失わないことです。なぜなら、不可能と言われた多くの病気に対し、新しい治療法や医薬が開発され、人の命を救ってきましたし、その朗報が、今日、入るかも知れないからです。
 しかし、人は地上で永遠に命を永らえることはできません。ですから「人は死んで終わりではなく、御国へ凱旋する旅人である」と、あなた自身が死に対しての明確な考えをお持ちになることです。取りも直さず、それは友のためではなく、あなた自身の死への備えにもなるからです。
 「死にたくない」という思いは、命を自分のものと思うところから生まれます。命は主のものであり、ヨブがいみじくも言ったように、「主が与え、主が取られたのだ。主のみ名はほむべきかな」(ヨブ1・21)という世界を、昼の間、すなわち元気な時にしっかりと構築し、夜がやって来ても、「夜も昼のように輝きます。あなたには、やみも光も異なることはありません」(詩篇139・12)という人生を生きることができるのです。
  今週も、そのための良き備えでありますように。

  ディボーションの恵み (8月20日)

 Aさんが、自分が最近どのように変わったかを、次のように話してくださいました。
 何かを頼まれたりした時、口癖でつい「出来ません」と答えていました。振り返ってみると、自分の力不足を表面に出すのをためらい、人やまわりの状況のせいにし他に責任の所在があると考えていたのです。ですから、できない理由を挙げるのは瞬時にいくつも挙げることができました。しかし、あるきっかけから、失敗を恐れずに新しいことに挑戦してみようと決心しました。すると自分が気づく前に、まわりが自分の変化に賞賛の言葉を送ってくれるようになりました。
 Aさんに「どうしてそうなれたのですか」と尋ねると「何と言っても、毎日、生活の中で聖書を読み、神様に祈るディボーションという土台が自分の人生を根底から変えてきたのです」とおっしゃいました。
 あなたにも様々な課題があるでしょう。しかし、その課題にチャレンジし、能動的に人生を選択していく時、Aさんと同じ恵みを味わうことができます。そして、それをやり抜くエネルギーの源泉は日々のディボーションです。ディボーションこそが最大の拠り所です。
 今週も、ディボーションの恵みの中を歩んでまいりましょう。

  信仰と理性と習慣 (8月27日)

 数学者でも名高いパスカルは、「信仰は、理性と習慣と霊感の三つによってもたらされる」と言いました。
 天体の動き、人体の構造等、理性で考えれば神の存在は理解できます。

「もろもろの天は神の栄光をあらわし、大空はみ手のわざをしめす」(詩篇19・1)
「あなたはわが内臓をつくり、わが母の胎内でわたしを組み立てられました。……あなたのみわざはくすしく、あなたは最もよくわたしを知っておられます」(詩篇139・13~14)

 また、神の存在を理解できても、信仰が身につくためには反復練習によって当たり前となることが大切です。習慣が信仰の手段というのは、肉体を育てるには習慣が一番だからです。「しかし、すべて競技をする者は、何ごとにも節制をする。……すなわち、自分のからだを打ちたたいて服従させるのである」(Ⅰコリント9・25、27)

 霊感とは、聖霊様を理解し、「御霊によって歩きなさい。そうすれば、決して肉の欲を満たすことはない」(ガラテヤ5・16)とあるように、聖霊による人生構築を確立することを言います。

 今週は、この三つのうちのどれか一つにでもこだわっ
てみましょう。

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