無知の知 (12月14日)
人の話などを聞いていて、つい「あっ、それ知っている」と応答してしまうことはありませんか。この反応は、残念ながら、与えられた成長のチャンスをないがしろにしています。
「知っている」「わかっている」と答えてしまうと、「その件についてはもう情報はいらない」と脳が自然に反応し、脳の倉庫の扉を閉ざしてしまうからです。
逆に、よくわかっている人ほど「まだまだ十分ではない」と、何度も、何百回でも同じことに挑戦します。
「だから、どう聞くかに注意するがよい。持っている人は更に与えられ、持っていない人は、持っていると思っているものまでも、取り上げられるであろう」(ルカ8・18)という聖書の真理が明らかになります。
「知れば知るほど、知らない自分に気づく」という真理をいつも思い起こし、人生の堂々巡りに別れを告げましょう。そして、大切だと思う一つのことにこだわり続けていきたいものです。一つができる人は、二つ三つと事を成すことができるからです。
「知識は人を誇らせ、愛は人の徳を高める。もし人が、自分
は何か知っていると思うなら、その人は、知らなければなら
ないほどの事すら、まだ知っていない」(Ⅰコリント8・1~2) |