2015年11月の霊想

  人生の物差し (11月1日)

 悩みや上安、ストレスは、すべてあなたの尺度から生まれます。人生を自分の尺度で測るからです。
上思議なことに、人間の物差しは、ゴムのように伸びたり縮んだりするものです。自分の都合に合わせようとするからです。
物差しがゴムでは役に立ちません。
しかし、あなたの人生を、上確かな自分の物差しではなく、神様の物差しに合わせて測るようにすると、人生は一転します。
神様の物差しは、「すべてのこと相働きて益となる《(ローマ8・28)です。あなたの人生の土台をこのみ言葉に置き、この物差しにいつも立ち返ることです。神様の物差しは、決して、伸びたり縮んだりせず、永遠に変わりません。
人生は、楽しいこと、つらいこと、うれしいこと、悲しいことと、まさに四季のようです。厳しい夏や冬もあれば、おだやかな春や秋もあります。そのただ中で、いつも太陽が私たちを照らすように、神様は、あなたに命を与え、今日一日を最もすばらしい日として備えてくださいました。その恵みをしっかり心に刻み、信仰を体に刻んでまいりましょう。
「これは主が設けられた日であって、われらはこの日 に喜び楽しむであろう。《(詩篇118・24)

  変化対応力(11月8日)

 近年の気候は世界的にも温暖化が進行しています。温暖化の影響は多方面に関係し、日本で栽培している果樹に関しても、今は、大きく変化していくことが予想されています。
例えば、リンゴ栽培の適温は年平均7~13度で、今後、その範囲がどんどん北へ、高地へと移動し、およそ50年後には、北海道が適地になると言われています。現在の適地では、高温に適応できる栽培法や対策が必要になってきます。
私たちは、日々の生活の中、予想外の変化に対応する能力が求められます。どのようにしたら対応できる心を養うことができるのでしょうか。
パウロは自分の人生経験から、「わたしは、飽くことにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、ありとあらゆる境遇に処する秘けつを心得ている。」(ピリピ4・12)と語っています。そして、さらに続けて、「わたしを強くして下さるかたによって、何事でもすることができる。」(ピリピ4・13)と述べています。
つまり、どんな状況に対しても、神の助けによって乗り越えていくことが可能なのです。
今週も、創造主であり、全知全能の神に信頼してまいりましょう。

  あなたの口癖は?(11月15日)

 佐藤さんは長男。都会での良き働きを辞めて実家の小さなお菓子屋さんを嗣ぎ、全力投球しました。しかし、社会情勢の変化に伴い、経済的に大変苦しい状況にありました。
ご両親が亡くなった時、さらに一つの大きなチャレンジがやってきました。弟と妹が財産の分与を求めてきたのです。当初、佐藤さんの状況を知っていたので、「放棄する。いらない《と言っていましたが、二人にとっても厳しい生活状況のゆえの懇願でした。
佐藤さんは、自分たち家族でも何とか暮らしているのに、わずかな残された土地と建物を売って分けてしまえば、自分たちは完全に生きていくことができない状況になります。しかし、「すべてのこと相働きて益となる《が彼の人生の基でしたから、熱心に神に祈り、祈り抜きました。
試練を通され、祈り抜くことによって、様々なアイデアが与えられ、菓子コンクールに挑戦し優秀な成績を収めるなど、新しい道が開かれたのです。結果、弟と妹を支援できたばかりでなく、さらなる発展を遂げました。
今の佐藤さんの口癖は「経済的祝福は二の次で、あの試練があったからこそ、神様との関係を強化できた。これが神様の計画というものですね《です。
さて、あなたの口癖は……?

  素晴らしいもの再発見(11月22日)

 2014年に日本を訪れた外国人は1341万4千人で過去最多でした。前年より29・4%増え、2012年までの10年間、毎年500万~800万人台で推移していた訪日客は、この2年で1.6倊に増加しました。
世界中の人々の関心が日本に注がれている今、日本再発見が必要なのは、日本に住んでいる私たち一人ひとりのようです。日頃、何気なく見ている四季折々の自然、長年食べている日本食、あまり知らないで継承している日本文化がたくさんあるからです。
伝道者パウロは、ユダヤ教を厳格に推進した人でした。生まれた時から厳格な宗教教育を受け、それを生きることが正しいこと、と生きていました。自分は正しく、自分と違った生き方は間違っていると信じ、迫害までしていたのです。
しかし、イエス・キリストとの出会いによって、彼の信仰の捉え方がまったく新しく変えられました。信仰の再発見を経験したパウロはこのように語りました。
「わたしは福音を恥としない。それは、ユダヤ人をはじめ、ギリシャ人にも、すべて信じる者に、救を得させる神の力である。《(ローマ1・16)
日本に住む私たちも、パウロのように見方が変えられていることは感謝です。

  待ち望む心(11月29日)

 アドベントは、クリスマス(12月25日)の4週間前の日曜日から始まり、イエス・キリストの降誕を待ち望む期間です。日本語では「待降節、降臨節《とも言い、元元「到来《を意味するラテン語からきたもので、「キリストの到来《を表しています。  今年の10月5日、アフリカ・タンザニアの金鉱で崩落事故があり、坑内に5人が閉じ込められました。彼らは坑内に染み出る水を飲み、様々なものを食いつないで41日後に救出されました。彼らが生還できた最大の理由は、いつか助けが来てくれることを切に待ち望んでいたからです。  イエスの誕生した時代にも、エルサレムで長い間救い主を待ち望んでいたアンナという女性がいました。彼女は預言者で、「7年間の結婚生活の後、未亡人で通し、もう84歳にもなっていたのです。彼女は神殿を一歩も離れず、祈りと断食に明け暮れ、神に仕える毎日を送っていました。」(ルカ2・36~37 リビング訳)。アンナは、幼な子イエスが両親と神殿に現れた時、感動して神に感謝し賛美をささげました。  今年も残り一か月となりました。あなたは新年に、そしてこれからに、何を待ち望みますか。それがあなたの人生を決めるからです。

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