本物が持つ輝き(5月20日)
レオナルド・ダ・ビンチの油絵『サルバトール・ムンディ(救世主)』は、美術品として史上最高の約508億円で落札されました。この作品は1500年頃に描かれたもので、青い服をまとい、右手を軽く上げ、左手に水晶玉を持ったキリストの上半身が描かれています。
ダ・ビンチの現存する絵画20枚の中の一枚にさえこれだけの価値を見出すとすれば、そこに描かれたイエス・キリストご自身の真の価値は測り知れません。
イエス・キリストこそ真理そのものです。たとえ時代や状況が変わっても、永遠の真の確かさがキリストに現されています。描いた人以上に、描かれたイエス・キリストにこそ真の価値があります。
イエス・キリストは、きのうも、きょうも、いつまでも変ることがない。(へブル13・8)
いつ、どの時代でも変わることのないイエス・キリストにこそ、真の救いが秘められているのです。イエス・キリストこそが世界のすべてを救うことができる唯一の方です。
わたしは道であり、真理であり、命である。だれでもわたしによらないでは、父のみもとに行くことはできない。(ヨハネ14・6) |