天来の恵みを味わう(11月4日)
名優、森繁久彌さんのエピソードには枚挙にいとまがありませんが、この出来事から、人生の深みを味わうことができます。
『屋根の上のヴァイオリン弾き』の九州公演の時、最前列で居眠りをしている少女がいました。森繁氏をはじめ俳優たちは不快に思い、そばで演技をするとき、「起きろ、起きろ」とばかりに床を高く踏み鳴らしましたが、ついに目を覚ましませんでした。
アンコールの幕が上がり、少女は初めて顔を上げました。両目が閉じられていました。居眠りと見えたのは、盲目の人が全神経を耳に集め、芝居を心眼で味わっておられたからでした。自分たちの心ない仕打ちを恥じ、森繁さんは舞台の上で号泣なさいました。
不安や怒りが、一瞬にして、悔い改めに変わることは誰の人生にもあります。影が暗く濃いほど、そこから驚くべき神様のご計画、あなたへのメッセージを聞き取り、天来の恵みを味わうことができるのです。
悔い改めの心こそ、あなたの心を新しくします。
「すべてわたしの愛している者を、わたしはしかったり、懲らしめたりする。だから、熱心になって悔い改めなさい。」(黙示録3・19) |