2021年3月の霊想

人生は自分持ち(3月7日)

『ローマ人の物語』等で著名な作家、塩野七生さんは息子さんに言いました。「ママの野心は、ママが一人でやり遂げる。だから、あなたは自分のことを考えてね」。

日本人は、自分自身の確立よりも、まわりと調和しながら、支え合って生きる伝統があります。子どものために尽くし、やがて年老いたら面倒を見てもらう、という生き方です。

見渡せばおわかりのように、そのような考え方は、ひと昔前のものになりました。塩野さんは日本人ですが、長年イタリアで生活をしているという背景があって、息子さんに自立を語られたのでしょう。

クリスチャンであるあなたは、今、神の国に生かされています。あなたが願う時、あなたが神様と直結し、自立できる土壌にすでに生かされています。

人生は自分持ち。天を見上げ、祈りとみ言葉を通して土台を神様にしっかりと置き、聖霊様の助けを得て、甘えの人生に別れを告げ、神と共に歩む自立人生へと成長させていただきましょう。

あなたの自立が、他者への大きな励ましとなり、自立させてくださる神様をご紹介する一週間でありますように。

クリスチャンになりたい(3月14日)

世界を牽引するサミット(先進国首脳会議)の参加国で、唯一、日本が非キリスト教国であることが話題になります。そのような中で、日本にも様々なクリスチャンがいることに外国の方が強い関心を示されます。内村鑑三をはじめ、多くの信仰の先輩が、日本人ならではのキリスト教徒の在り方を模索しました。

欧米型のキリスト教徒、インド型のキリスト教徒、韓国型のキリスト教徒がいるように、これからのクリスチャンは、日本型キリスト教徒、日本の中でも興譲教会型のキリスト教徒、そして、あなたならではのキリスト教徒の歩みを模索し、確立できることは何とすばらしいことでしょう。

日本人の意識調査で「もし宗教を求めるとしたら何教を求めますか」との問いに対し、現在のクリスチャン人口の10倍の人が「キリスト教」と回答している事実があります。

知的理解、あるいは感情や雰囲気を超えた、あなたならではのクリスチャンの在り方を、日々の生活の中でさり気ない言葉や振る舞いを通して表すことができます。その生き方こそ、「クリスチャンになってみたい」という人々への大切な道案内(ガイド)になります。

今週もしっかり心に留めて、証ししてまいりましょう。

自己成長の3つのステップ(3月21日)

人生は、自分を見いだし、育て、あなたならではの音色を奏でる旅です。そのために心する三つのこと。

①自己確認

「自分は何者か」を時間をかけて見いだすことです。イエス・キリストがこの地上に来られたのは、あなたを見いだすためです(ルカ19:10)。祈り求める時、必ず本来の自分に出会います。

②自己確立

唯一無二の存在であるあなたの持ち味を確立することです。人と比べたり、人の期待に応えるのではなく、また、時代の価値観に合わなくても、あなたならではの持ち味が必ずあります。私たちは、世の物差しで自分の短所を叩きがちですが、裏を返せば短所は長所、神様からの宝です。しっかり極めましょう。

③自己表現

自分の音色にこだわり、自分らしさを磨くことです。寂しいから誰かと一緒にいたい、という生き方は引き算、割り算になります。自分一人で生きる力を養い、自分の音色をしっかり奏でる時、他者との交わりでハーモニーする人生を生きることができます。

この3つのステップをくり返し、ら旋状の祝福の階段を上るのです。祝福の階段は上に行くほど空いています。

いつやるの?…「今」です(3月28日)

初めての道を歩いていると、カバン屋さんの前に来ました。のぞいてみると、「こんなのがほしかった」というカバンに遭遇しました。かさばるので、帰りに買おうと思い、帰りに寄った時はすでに売れていて、類似品もありませんでした。

私は、手紙をいただくと、すぐ対応するのを常としています。しかしその時に限って、友人からの手紙を「後で読もう」と後回しにしてしまい、そうこうしている間に読み遅れ、大切な用件に間に合いませんでした。

きっとあなたにも、思い当たることがおありでしょう。人は、しなくてもよいことを即行し、必要なことを忘れてしまうものです。何が大切か、その判断を祈りの中で聖霊様に聞く習慣を身につけ、やらなくてもいいことから遠ざかり、やるべきことは迅速に、そのような歩みを今週もいたしましょう。

最も大切なこと、人生で肝心要(かんじんかなめ)なことは、私たちに命をくださった神様をお伝えすることです。このことを絶えず思いめぐらし、時が良くても悪くても、御言葉を宣べ伝える日々としていきましょう。

「御言を宣べ伝えなさい。時が良くても悪くても、それを励み、あくまでも寛容な心でよく教えて、責め、戒め、勧めなさい。」(Ⅱテモテ4:2)

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