2021年5月の霊想

エンゼルマークの由来(5月2日)

森永ミルクキャラメルで有名な森永製菓を創設した森永太一郎氏は、アメリカに渡り、熱心なクリスチャンとなり、日本での伝道に情熱を燃やし帰国しました。しかし、道が思うように拓かれないまま、再度、アメリカに渡り、菓子作りを学んで日本に帰国しました。

キャラメルは甘くても、商売は決して甘くはありませんでした。苦労の末、彼が行き着いたのは「伝道するのも、商売をするのも、何を土台とするのか」でした。これがすべての要であることを神様から示され、「すべては神の栄光のために」と信仰を再確立し、その旗印として、神に導かれる人生の象徴である、あの有名なエンゼルマークにしました。

幾多の試練にもかかわらず彼が成功を収めることができたのは、人生、何を為すにしても大切なことを一つ明解にし、それからブレない。「一徹」これに尽きる、という信条に生きたからです。彼はお菓子以上に、神第一に立つ生き方を遺したのです。

「何をするのか(What)」と行動する前に、「何のために(Why)」を考え、最も大切な、自分の人生の目指すところをしっかりと確認しましょう。

いつも、天の窓を通して自分の位置を確かめる生き方を心しましょう。

人生は使い方一つ(5月9日)

刻み海苔用に、いくつもの刃が付いたはさみを販売しましたがまったく売れません。しかし、それを「手動式シュレッダー」として売り出したところ、100万本超えの大ヒット商品になりました。その名も「秘密を守り切ります!」。

このはさみのように、あなたの人生も使い方一つで最高の用いられ方が可能なのです。

あなたの人生、熟れていますか?すなわち、喜びが満ちあふれていますか?それは、あなたの人生の使い方一つで決まります。「できない」と思い、できない理由を考えるのか、「できる」と信じ、どうしたらできるかと考えるのか。あなたの身体も、テレビの前に固定させるのか、適度な運動でより健康を保つのか、すべては使い方一つなのです。

あなたは、今、どこを見ていますか。見るものがあなたの心に映り、やがて形になります。あなたは何を聞いていますか。雑音はすぐ聞こえてきます。大切な情報は、耳を澄ませて聴くことです。神様の語りかけは「静かな細い声」(列王上19:12)とありますから。あなたはどのような言葉を使っていますか。より前向き、より建設的な言葉を考え、工夫し、積み重ねると、さらに豊かな未来が、あなたのものになります。人生は使い方一つです。

どんな時も最善(5月16日)

「神様を信じるとはどういうことですか」と聞かれたら……。この先を読まず、しばし思いを巡らしてみてください。

 

現代は知識優先で、頭で理解しようとします。しかし、最も大切なことは、頭から下、すなわち、体全体で神様を信じる世界を体得することです。神を信じるとは、どんな時も最善をもって応えてくださる神と共に生きることです。毎日の生活の中でそれを確認し、その結果を刈り取るのです。

考え、語ることはたやすいことです。しかし、料理がどんな素材で、どんなにおいしい物であるかという長時間の説明よりも、実際に食べていただくと一瞬にしてその味がわかります。同様に、神様を信じる人、すなわち、クリスチャンは、まわりの人々に、あなたのさり気ないほほえみや振る舞い、そして、あなたの発する前向きな言葉を通して神様に出会っていただくことができるのです。

信じるとは、生活の中で祈りながら、神と共に生きることです。その中であなた自身が整えられ、整えられた内面の輝きがまわりの人々に光(希望)を与えるのです。これが生かされている唯一の目的です。

良き習慣の鍵(5月23日)

良き習慣は、人生に最も大切なことです。

まずは、朝、目覚めたら、すぐ起きることです。つい「もう5分」と二度寝をしたくなりますが、ここが鍵です。しかし、お年を召された方は、すぐ飛び起きないように……。若い時のように体の準備ができていないので、時に不具合が生じます。床の中でしっかりと手足を伸ばし、準備を整えてから起きる、という方もおられるでしょう。大切なことは、何事においても、すぐやるべきか、十分に準備してすべきことか、その違いをわきまえることです。見極めるためには、いつも神様との交わりを密にし、人真似ではなく、あなたならではの状況で、適切な判断、実行、改良をすることです。

健康のための良き習慣は、食べ物を点検することです。カロリーの摂り過ぎに陥りやすい現代ですから、食べ過ぎない習慣が大切です。そして適度な運動です。あなたはどのように心がけていらっしゃいますか。とにかく歩くことです。加えて、大切な睡眠。質の良い睡眠の習慣をあなたなりの工夫で得ることです。

すべての良き習慣の鍵は、心の世界、神様とあなたの交わりの豊かさです。毎日の祈り(ディボーション)と共に、自分に合ったみ言葉の学びを工夫し、さらなる豊かさに挑戦しましょう。

在庫の山は消えた(5月30日)

長谷川町子さんの漫画『サザエさん』の驚異的な人気の陰には、お母様の強い信仰の支えがあります。

戦後、『サザエさん』を自費出版に近い形で制作をした折、大手取次店が扱ってくれたので、気をよくして2巻目も作りました。ところが、1巻目が返本の山となり、「2巻目は扱わない」と連絡が入りました。本のサイズが横長の変形版であったため、本棚に並べにくく、売れなかったのです。町子さんの自宅は、1巻の返本と未出版の2巻の山となりました。

失意に暮れている折、お母さんは「神様が共にいる。大丈夫」と力強く語り、どうしたら大丈夫になるかを祈られました。そして「普通のサイズに直して、次の巻を出せばいい」と提案しました。「もう、お金がない」と言うと、「神様が与えてくださる」と、神様への揺るがない信頼です。

町子さんは、お母様を通して語られる神様の声に従い、お姉さんと3巻目を作りました。これが売れ始め、その後、「1巻や2巻はないのか」と問い合わせが来るようになり、在庫の山は消えました。さらに、お母様の信仰を通して、町子さんはじめ、家族全員が救われました。

コロナ禍にあっても、どのような状況でも、み言葉に堅く立ち、今週も、信仰の祈りを捧げましょう。

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