人生の2つの部屋(5月1日)

人生に大切な2つの部屋があります。「気にした方がよいこと」、「気にすべきでないこと」です。

「気にした方がよいこと」は、自分自身に気づきを与え、自分を良き方向に向かわせ、前進する生き方です。一方、「気にすべきでないこと」は、祈って、自分に合わないと示されること、御心に添わないと思うことなどです。

いずれも、他者や自分の思いから判断するのではなく、祈りつつ、天の窓から見ることが大切です。しかし、わかっていても、入るべき部屋を間違えることが多くあります。私たちは、意識することなく、馴染みのある部屋を選びがちだからです。特に「気にすべきでないこと」の部屋を選びがちであると気づいたら、その部屋から一歩踏み出すのです。

自分の癖、習慣をよく見極め、良き方向を意識し、決断し、実行する。これをくり返すことこそ、単純ですが、最も大切です。御言葉に養われ、主の恵みの高き嶺を目ざし、コツコツ、かつ、コツコツとくり返す習練こそ、実は神様からあなたへの大きな贈りものだからです。

「小事に忠実な人は、大事にも忠実である。」(ルカ16:10)

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