「靴下屋」を全国展開した越智直正氏の生き方から、人生の真髄を教えられます。
靴下業界で価格競争の嵐が吹き荒れた時代、あるメーカーが打ち出した「3足で1,000 円」の販売方針が大ヒットし、ほとんどの会社が追随する中、「靴下屋」はその流れに乗らなかったため、倒産の危機に直面しましたが、じっと耐えました。
やがて価格競争が消耗戦と化し、市場には安いだけの粗悪品が出回り始め、倒産するメーカーが続出しました。その反動で、越智氏が守りきった品質本位の時代が到来しました。
人生も同じです。安易に時代の流れに流される時が誰にでもあります。しかし、横ではなく上を見る。すなわち、神様とつながり、本質を見極め、祈り、関係を強化し、み言葉に堅く立つことです。状況に対応し、ぶれることなく、根元は決して揺るがない歩みをしましょう。
そのためには、与えられたみ言葉をじっくりと咀嚼(そしゃく)し、自らの霊の血肉として生活の中にていねいに落とし込み、日々、実行することです。今週も、この歩みを心しましょう。
「真のいのちを得るために、未来に備えてよい土台を自分のために築き上げるように、」(Ⅰテモテ6:19)