「ポジティブ・シンキング(積極思考)」という言葉を初めて使ったのはノーマン・V・ピール牧師です。1952 年に出版された彼の著書『積極的考え方の力』は、70 年以上経った今でも読まれている超ベストセラーです。
その中で、ピール牧師は「どんな問題でも必ず解決されると信じなさい」と勧めています。しかし、そう信じたからと言って、何でも自分の思い通りに進むわけではありません。思わぬ方向に物事が進展していったり、結局遠回り、損をした、と思うような結果になることもあるでしょう。しかし、祝福の神を信じるとは、誰もが「失敗」や「不幸」と烙印を押すその中に、あなたにしか見いだせない祝福を発見し、それを生かすことなのです。
NHKの歌のお姉さんとして活躍した森祐理(もりゆり)さんは、声が出なくなるという体験をし、そこから信仰を持ち、ゴスペルシンガーとしての道を歩み出しました。ところが、阪神大震災で弟さんを亡くすという悲劇に見舞われます。森さんは、「このことを通し、人の心の痛みを知り、悲しみの中にある多くの方に寄り添うという恵みを得た」と語ります。彼女は、東日本大震災の被災地である東北だけでなく、国内外の被災地を訪れ、慰問コンサートを行っています。彼女は多くの苦難を通して、神の祝福を生きる人生を歩んでおられるのです。
今週出会う問題の中からも祝福を見出し、信仰の一歩を踏み出していきましょう。
