2000年12月の霊想

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  二十一世紀への鍵  (12月3日)

 アリが穴を掘り、隣りでイノシシも穴を掘りました。そこにブルドーザーが来て、もっと大きな穴を掘りました。そして人が来て、アリに、「どうしてブルドーザーのように大きな穴を掘れないのか」と言いました。するとアリは、さらに必死になって穴を掘り始めました。
自分に自信のない人は、他人と比べ、他人の意見に惑わされがちです。自分に与えられた状況が何かを知り、感謝で生きることが最も大切であり、その強力な鍵は、神と共に歩むことです。神様からどのような生き方が与えられているかを知り、自分自身を生きることです。
そのように一日を始めても、サタンは、嵐のように私たちの存在を揺るがそうとします。自分の力ではサタンに勝つことができませんが、み言葉によって勝利を得るのです。サタンの誘惑にみ言葉で勝利されたキリストを仰ぎ見、キリストを通して祈り求め、神様との絆を強固にすること、これが私たちの日々の歩みです。この絆の強さは、一瞬にして与えられることもありますが、多くは、一日一日を大切にし、小さな出来事をなおざりにせず、どの出来事にも主を認めて歩むことで培われます。
もうすぐ21世紀です。新世紀を生きる秘訣は、「わたしはぶどうの木あなたがたはその枝」という関係の確かさを、日毎に修練することに他なりません。

  人はなぜ傷つくのか  (12月10日)

 著名な心理学者ユングは、「傷ついた医師だけが人をいやせる」と言っています。
人となられた神、イエス・キリストご自身も、深い傷を負っておられました。クリスマスの真の意味は、そのキリストとのすばらしい出会いの機会が一人一人に、平等に与えられているということです。私たちが傷つくのは、そのキリストとの出会いを通し、いやされ、強められ、豊かに用いていただくために他なりません。

「彼は侮られて人に捨てられ、悲しみの人で、病を知っていた。また顔をおおって忌みきらわれる者のように、彼は侮られた。われわれも彼を尊ばなかった。まことに彼はわれわれの病を負い、われわれの悲しみをになった。しかるに、われわれは思った、彼は打たれ、神にたたかれ、苦しめられたのだと。しかし彼はわれわれのとがのために傷つけられ、われわれの不義のために砕かれたのだ。彼はみずから懲らしめをうけて、われわれに平安を与え、その打たれた傷によって、われわれはいやされたのだ。」            (イザヤ53・3~5)

アドベントの時、クリスマスの真の意味を、深く心に刻みたいものです。

  二十一世紀に向けて   (12月17日)

 20世紀も間もなく幕を閉じようとしています。
今世紀の最大の特徴は、何と言っても、科学技術の急速な進歩です。空を飛ぶことは人類の長年の夢でした。一九〇三年、ライト兄弟の飛行機の発明は、その夢をかなえたばかりでなく、今や、超音速のジェット機が飛ぶ時代となりました。
同時に、20世紀は戦争の時代でもありました。第二次世界大戦では、七千万人を越える人々が戦争の犠牲となりました。科学の無制限の発達は、人類の滅亡にもつながりかねない時代を迎えています。
ナノテクノロジーは、ナノメートル(一ミリの百万分の一)単位の分子や原子を材料に、物質や機械を作る新技術です。これを使えば新しい病原体を作ることも可能です。一つの核爆弾は一回しか爆発しませんが、このような病原体が一度放たれたら止めることは不可能です。
新世紀のどこに希望があるのでしょうか。その希望は私たちクリスチャンにゆだねられています。それは、聖書の示す「神の国」を継ぐ人になることです。「最も小さい者の一人」(マタイ25・40)に愛の手を差し伸べることが、神の国を継ぐ人であると記されています。
小さくとも、確かな世界―神の国実現のために、新世紀に向けて、心を一つにしてまいりましょう。

  クリスマス・クッキー  (12月24日)

 本日のクリスマス礼拝のためには、大勢の方々が、この日のためにたくさんの心のこもったご奉仕をしてくださいました。お忙しい中、聖歌隊の練習を日々積み重ねられた方々、また、教会学校の子供さんたちのために、かわいい羊のブローチを作ってくださった方々、飾りつけのため労してくださった方々等……。また、例年の手作りクリスマス・クッキー作りを楽しみにしておられる方がいらっしゃいます。
今年も、六〇〇枚のクッキーを、総勢十七名の方々が心をこめ、祈りつつ、焼いてくださいました。中には、米沢に泊まりご奉仕してくださった鹿間葉月ちゃん(五才)のように、かわいいお嬢さんもご奉仕に加わってくださいました。
どうぞ今年も、ご奉仕くださった方々の尊いぬくもりある、米沢興譲教会の「すべて相働きて益となる」一元クッキーをご賞味ください。
今晩はキャロリングが行われます。明晩午後七時半からはキャンドル・サービス、そして金曜日夜(午後七時半)には、今年最後のすばらしい贈り物として、音楽の都ウィーンから、森美加姉とケンプご夫妻が来教され、賛美をしてくださいます。
これらの諸集会を覚え、ぜひ、ご出席ください。

  変 化 と 成 長  (12月31日)

 Aさんは右手を骨折し、石膏で腕が固められました。そのため、普段右手にしていた腕時計を左手にかけることになりました。しばらくの間、左手の腕時計はどうも不自由で、違和感を覚えたそうです。やがて石膏が外され、右手に時計を戻すと、左手ですっかり慣れてしまった時計が、右手では、また、不思議な感じがしたというのです。
Aさんは、人間が、精神的に、社会的に、霊的にも成長し、変化をしなければならないということは、このように不自由ではあるけれど、そこに徹していくと、必ず恵みを得ることができる、ということを悟られました。
成長への変化の過程では、新しい習慣を身につけることが、つい億劫になり、古い習慣に戻りたくなるものです。しかし、み言葉は、
「外なる人は滅びても、内なる人は
日ごとに新しくされていく」(Ⅱコリント4・16)
と約束しています。
21世紀に向けて、日ごとに新しくされ、内なる豊かさをたゆみなく培っていきたいものです。そのためには、み言葉に親しみ、絶えず祈ることにまさる方法はありません。

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